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うちの実家が岐阜の田舎で、父親がもう80歳になるのだが、庭の畑とお隣さんの畑をお借りして小さな耕運機を使って野菜を作っている。
が、そろそろ体がキツくなってきたようで最近あまり畑に出ていない。使わないならもう売ってしまったほうが良いとアドバイス。
車を高く売る方法を熟知している著者としては、どこが高く売れやすいのか改めて農機具に絞ってリサーチしてあげた。
結論的には農機具買取専門店で比較査定するのが一番おすすめ。分かった内容を詳しく書き上げたのがこの記事。
農機具を売るならどこがいいか?
農機具買取業者さん、全国に意外と多く存在している。中には海外に輸出している業者さんも。
ユーザーとしてはどこが一番高く買い取ってくれるのかが知りたいところだが、実際査定に出さない限り正確には判断できない。
ただし中古の普通自動車でも全く同じことが言えるが、高く売るために実施すべきおすすめ方法はやはりこれ、
「とにかく沢山の業者さんに査定してもらう」
1社だけの買取査定やメーカーやディーラーの査定だけだとまず比較ができないのと、仮に相場よりも安い値段で提示されたとしても高いのか安いのかが判断できないデメリットがある。
とは言え、面倒な手間ひまは掛けたくないのも本音。手軽に素早く、そして高く売却するためのおすすめ業者を下記にランキング形式で一覧にしたのが下記。
農機具買取でおすすめの業者ランキング
農機具を一度に多数の買取業者さんへ情報を流してくれる便利なサービスで利用も無料。
農機具一括査定サービスは現時点でココだけです。対応エリアも日本全国で累計実績も100万件オーバー。
運営元も上場企業なので万が一のトラブル時も安心。まずは迷わずココに査定依頼を出すのが一番オススメ。
コンバインやトラクターはもちろん、田植え機、耕運機、油圧ショベルやフォークリフトなどの重機も査定可能。
出張査定によくある電話攻撃ではなく、「査定の結果」がお知らせされる方式なのでウザったくない仕組みになっている。
ワンポイント
納得いかない査定価格だったら普通に断れば良くてなにか別の請求がされることもない。
5社からの見積もりが来るので、とりあえず相場価格を知る意味でも出してみるといいだろう。
上記一括査定と違ってこちらは運営会社の株式会社マーケットエンタープライズ社1社の査定形態。
累計利用者100万人、全国どこでも出張査定サービス完全無料で柔軟な対応をしている会社。
電話や査定フォーム以外にLINE査定も行っているのが特徴。
トラクターやコンバイ、田植え機や耕運機などの農機具はもちろん、フォークリフトや油圧ショベル、ユンボや除雪機など重機買取にも対応している。
農機具の買取専門サービス会社。
取り扱いもトラクターやコンバインに加えて、刈払機、芋掘り機、乾燥機、チェーンソー、精米機やトラクターのパーツやフォークリフトなどの重機も査定可能。
国内外への販路と農家への再販などにも取り組んでおり、国内450店舗、海外も76カ国のネットワークを持つ。
全国出張査定無料ですが、1位、2位の会社と違って北海道と沖縄、また離島へのサービスは提供されていない。
4位:農機具ひろば
https://noukigu-hiroba.co.jp/
13拠点あって広域カバー。ただし出張範囲が青森~鹿児島なので、北海道や沖縄以外の方ならOK。
その他農機具買取査定を行っている会社
■農機具プレジャー
https://www.noukigu-pleasure.com/
動かなくなったものでも買取可能。
全国出張査定無料ですが、対応エリアは滋賀 / 岐阜 / 三重 / 愛知 / 京都 / 奈良 / 兵庫 / 福井 / 石川 / 富山 / 広島 / 山口 / 岡山な点に注意。
■農機具王
https://noukiguou.com/
出張査定無料。査定エリアは北陸、甲信越、東北、九州、中国、四国、関東、中部、関西とカバーしていますが、非対応都道府県もあり。
■農機具でっく
http://www.noukigu-kaitori.jp/
こちらもエリアが北海道と沖縄非対応でかつ店舗も3つなので若干弱いかも。
■農機具買取トラスト
http://trustnouki.net/
LINEでも依頼ができるので手軽。ただし会社が兵庫一件なので対応範囲は狭いかも。
■工具男子
https://electrictoolboy.com/buy/
農機具も買取可能だが、どちらかというと丸ノコやインパクトドライバー、エアコンプレッサー、発電機など工具や建機の買取がメイン。
基本身分証明書(運転免許証、健康保険証、パスポート)があればOK。
※都度買取業者に要確認
トラクターやコンバインなどの機種別農機具買取相場
売りたいと思っている、または使わずに眠っている農機具がどこのメーカーでどんな機種かが分かると参考になる。
メーカー別の買取相場価格が下記一覧。
機種名 | 使用年数 | 買取額 |
クボタ KL25 | 12年 | 160万円 |
クボタ KL25 | 10年 | 130万円 |
クボタGM64 | 不明 | 200万円 |
ヤンマー EG227 | 1年 | 50万円 |
ヤンマー US31 | 18年 | 10万円 |
ヤンマー EG224VXU | 不明 | 100万円 |
ジョンディア 3210 | 10年 | 120万円 |
イセキ TU28F | 不明 | 12万円 |
機種名 | 使用年数 | 買取額 |
ヤンマー GC45 | 8年 | 35万円 |
イセキ HFG331 | 7年 | 50万円 |
クボタ ER572 | 3年 | 265万円 |
クボタ 4247NKS | 不明 | 5万円 |
トラクターやコンバインの事例がメインですがこの他にも、田植機、耕うん機、草刈機、スピードスプレーヤー、運搬車や管理機、チェーンソーなどや、除雪機など農機具ではない重機も買い取られている。
参考サイト
https://www.noukigu-takakuureru.com/
特にトラクターは値段が下は100万円台から上は1000万円まであるので一概に買取額が高い安いと判断できないが、使わず眠ってるトラクターがあったり、農業自体を廃業する場合には確実に買取業者へ出したほうがお得と言えそう。
ワンポイント
一括査定で予想よりも高く売れないことが分かったら?
農機具の使い方や経年劣化、使用頻度などによって査定が左右されるため、一括査定を使っても思った以上の価格が出ない可能性も捨てきれない。
それでも複数業者に見てもらっているわけだから、それがイコール相場価格という判断ができる。
もし一括査定サイトでオーナー自身が納得行く価格提示ではなかった場合、更に予防線を張るためにも出張下取り査定を依頼してみると良いかもしれない。
買取業者以外で売る方法は?
ヤフオクでも農機具は沢山売られている。つまり売りに出している人も沢山いるということだ。
ただ出品する手間を考えるとちょっと面倒くさいのは確か。初めての人にはかなりハードルが高い。
もしヤフオクでの出品を考えている場合は下記が参考になるだろう。
手軽に売りたい商品を出品できるので便利だが、農機具みたいな高額商品を売る場合にはトラブルを未然に防ぐためにも気をつけておかなければならない点がいくつもある。
さすがにトラクターやコンバインが売られているのを確認はできなかったが、わざわざ一括査定に出すほどのものでもない小型の機器はヤフオク同様メルカリも検討してみても良いかもしれない。グラインダーや家庭菜園用や草刈機などは売られているのを確認。
これはすぐに思いつく売り方だが、そもそも買取や下取り自体を行っていないお店も多く、また仮に買い取ってくれたとしても販路を広く持っていない可能性が高いので高く売れる確率もグンと下がることが容易に予想できる。
これは農協も同様。見てもらうくらいなら良いかもしれないが…
民間企業がJAと提携?したサービスを展開しているが、買取実績を見てもお世辞にも高いとは言いづらい金額になっているのが分かるだろう。
【農機具 買取り速報!!】
コチラのトラクターなんと50万円で買取りました!
ティーバイティーは農機具も買取りしてまよ♪
そろそろ冬の時期で処分に困っている方いましたら
是非ティーバイティーへ!【無料出張査定はコチラ!】https://t.co/0vlZnguqMv pic.twitter.com/cVQ0wlii4y
— ティーバイティーガレージ【公式】 (@txtgarage) 2016年11月2日
一般の中古車買取店ではまず下取りしてくれない可能性大だが、1社だけ買い取りしてくれるところがある。
しかも大手のティーバイティー。CMで見たことがある人もいるかもしれない。
こちらはもちろん農機具専門ではないので、専門業者のほうがおすすめだが、興味がある人やお世話になったことがある人なら一度聞くだけ聞いてみても良いかも?
ティーバイティー公式HP
https://www.txt-garage.jp/
重機系は買い取ってくれるの?
ショベルカーやフォークリフト、それこそトラックやダンプ、トレーラーなどをお持ちの農家もあるだろう。
買取自体はお店によって変わるため問い合わせの際に確認する必要がある(ただし最初にご紹介した「農機具買取査定君では買取OK)。
実際にはこちらも専門業者があるので、そちらで買取依頼をするほうがおすすめ。
トラクターやコンバイン以外で農業に付随する重機や車両をお持ちの場合には下記記事を参考になるだろう。
また、軽トラやバンなど商用車についても参考になるよう記事にしてある。
普通自動車と比べて雑に扱われがちな商用車系の買取についても、実例相場を踏まえた内容で書いている。
まとめ
専業農家さんってホントにどんどん減っていて、農林水産省のデータだとH12年では42.6万戸いらっしゃったのだが、H30年度では37.5万戸と18年で5万戸減ってるんですよ。
兼業や販売、自給的農家さんも含めると312万戸あったのが今では200万戸以下に。結構深刻ですこれは。
今後も農家廃業に伴う農機具の売却は増えていくことが明白な数字になっている。
もう動かなくなってしまっていたり、壊れちゃった場合もあるだろうが、そんな車両でも農機具専門業者ならちゃんと査定士してくれるし、しっかり値段がついている実績もある。
倉庫や蔵で眠ったままにしておくよりは、早い段階で買い取ってもらったほうが断然おすすめ。
農機具って高価なものなので、中古でも良いからできるだけリーズナブルに買いたいという需要は一定数あるのだ。出張買取なら自分で運ばなくてもよいメリットもあり。
もちろん買い替えの際にも十分な資金になりうるので、ちょっとの手間を惜しまずぜひ査定に出してはいかがだろうか。
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