買取相場の実データで証明!廃車寸前の社用車でも全然高く売れる理由とおすすめの売却査定先

更新日:2017年10月03日
商用車や社用車など法人車として使われている車は著者の中で下記のようなイメージ。

『代わるがわる色んな人が乗っていて、粗雑な扱いを受けて乗り倒された結果、すごいボロボロになってて、走行距離もヤバイ。』

勝手にそんなイメージを持っているんですが、特に走行距離が大幅な数字になっている走行過多の商用車ってやっぱり売れないよねぇ…

と思いがちなんですよね。

でも実は全然そんなことなくて、逆に、最近では業者にとって商用車は買取する場合に有難い存在にすらなってきているんですよ。

その理由は意外なところにありました。

ここでは商用車、社用車でもしっかり売れる理由と、高く売るための方法や査定先について、実際の買取価格も併せてまとめています。



    商用車はなぜ高く売れるのか?その秘密は流通経路にあった

    商用車として使われる車種の人気ランキング(カーセンサー2017年7月)は以下の通り。

    1位:トヨタ ハイエースバン
    2位:スズキ エブリイ
    3位:日産 キャラバン
    4位:ダイハツ ハイゼットカーゴ
    5位:スズキ キャリイ
    6位:ハイゼットトラック
    7位:トヨタ ランドクルーザー70
    8位:ホンダ アクティトラック
    9位:スバル サンバートラック
    10位:スズキ ジムニー

    この中でも、ぶっちぎりでダントツ人気が1位のハイエースバン。

    ハイエースバンDX
    荷物も詰めるし丈夫そうだし、商用車としては使い勝手が良さそうだね、ってもちろんそれが理由なんですが、10年経過したり10万km走っていたりするような車はほとんど値が付かないのは何となく皆さんご存知ではないでしょうか。

    でも、これが商用車、特に社用車としてよく使われているハイエースバンになると話は全く変わってきます。

    下記の画像を見てみてください。

    ウガンダのタクシーパークに停車するハイエースバンの写真

    参照元:http://blog.goo.ne.jp/nisidadajpjp/m/201311


    ウガンダでハイエースバンが大渋滞している写真

    参照元:http://blog.livedoor.jp/wrestletjk/archives/31338433.html


    見渡す限りのハイエースハイエース!

    これ全部東アフリカに位置する人口約4200万人の共和国、ウガンダのタクシーなんですよ。

    日本で言うところの東京駅に当たる首都カンパラのタクシーパークに停車しているほぼ全てがハイエース。

    ウガンダに渡ったハイエースはどうなるかというと、座席を全て取り払われた上で、3人がけ5列15人乗りシートに改造されて全部タクシーとして大活躍しているんです。

    ウガンダで改造されてタクシーとして使われているハイエースの内部

    参照元:http://minkara.carview.co.jp/userid/917693/blog/33385763/


    通常は15人乗りなんですが、ちょっと地方に行くと無理矢理30人くらい乗っちゃうそうです…。

    しかも、日本では乗って10万キロ、商用車ならそれでも20万キロが限界ですけど、彼らは50万キロ、100万キロ乗ってもまだ使い続けます!

    それくらい日本車は人気だし、特にハイエースの頑丈さは海外の発展途上国で高く評価されているんですね。

    つまり、日本では廃車扱いになった車でも、そのほとんどが海外に輸出されて、修理された上で現役バリバリで使われているのが現状ということ。

    下記の図が輸出された中古車の内訳。

    2017年6月の中古車輸出仕向け国一覧

    参照元:http://www.goonews.jp/data_bank.php


    ちょっと見づらいですが、単月で見ると11万台、半年で約63万台の日本の中古車がアジアやアフリカを中心に輸出されていることが分かります。

    上記の一覧は2017年6月のデータですが、同年月の日本国内の新車販売台数が約41.5万台なので、その約1/4の台数が海外に渡っていることに。

    どれだけ距離を乗っていようが、たとえ廃車扱いだろうが、日本では絶対売れないボロボロの商用車だろうが、欲しい国に対しては飛ぶように売れているのが現状なんです。

    ちなみに、ウガンダで人気の日本車の宣伝として、下記のような動画もあります。



    実際どれくらいで売れているのか?商用車の買取査定相場一覧

    そこで気になるのが、実際の売却価格ですよね。

    自分の会社の商用車、社用車を売ろうと思っているけど果たしてどれくらいで売れるのか?

    年式が古い車、または走行距離が長い商用車に絞って実際の買取相場価格を調べてみました。

    ハイエースバンの買取相場

    ハイエースバンDX

    年式 グレード 走行距離 買取額
    1996年 DX GL 15万キロ以上 31万円
    2005年 スーパーGL 15万キロ以上 100万円
    2005年 不明 15万キロ以上 110万円
    1998年 ロングスーパーGL 13万〜14万キロ 200万円


    エブリイの買取相場

    エブリイの写真

    年式 グレード 走行距離 買取額
    2002年 不明 13〜14万キロ 20万円
    2003年 スポーツ 11万〜12万キロ 34万円
    2005年 JPターボ 8.5万〜9万キロ 50万円


    キャラバンの買取相場

    キャラバンの写真

    年式 グレード 走行距離 買取額
    1999年 3.2Dロング 12〜13万キロ 20万円
    2001年 VW 8〜8.5万キロ 50万円
    2006年 不明 7万〜7.5万キロ 82万円


    ハイゼットカーゴの買取相場

    ハイゼットカーゴの写真

    年式 グレード 走行距離 買取額
    2000年 不明 5.5〜6万キロ 25万円
    2009年 不明 9〜10万キロ 32万円
    2011年 不明 5万〜5.5万キロ 60万円


    キャリイの買取相場

    キャリイの写真

    年式 グレード 走行距離 買取額
    2002年 不明 10〜11万キロ 25万円
    2005年 DT63T 5.5〜6万キロ 35万円
    2007年 不明 3万〜3.5万キロ 50万円


    ハイゼットトラックの買取相場

    ハイゼットトラックの写真

    年式 グレード 走行距離 買取額
    1993年 不明 7.5〜8万キロ 12万円
    2005年 不明 15万キロ以上 18万円
    2006年 不明 5〜5.5万キロ 40万円


    ランドクルーザー70の買取相場

    ランドクルーザー70の写真

    年式 グレード 走行距離 買取額
    1999年 不明 15万キロ以上 130万円
    2002年 不明 15万キロ以上 160万円
    2002年 不明 5.5〜6万キロ 325万円


    アクティトラックの買取相場

    アクティトラックの写真

    年式 グレード 走行距離 買取額
    2001年 SDX 11万〜12万キロ 8万円
    1999年 SDX 4〜4.5万キロ 25万円
    2006年 不明 4.5〜5万キロ 30万円


    サンバートラックの買取相場

    サンバートラックの写真

    年式 グレード 走行距離 買取額
    2008年 不明 9万〜10万キロ 15万円
    2011年 不明 2.5〜3万キロ 45万円
    2010年 不明 5千キロ 46万円


    ジムニーの買取相場

    ジムニーの写真

    年式 グレード 走行距離 買取額
    2000年 不明 15万キロ以上 25万円
    2008年 ワイルドウィンド 12万〜13万キロ 42万円
    2001年 不明 5万〜5.5万キロ 65万円


    【番外1】プロボックスの買取相場

    プロボックスの写真

    年式 グレード 走行距離 買取額
    2003年 不明 8万〜8.5万キロ 12万円
    2007年 不明 15万キロ以上 15万円
    2009年 バン1500DX 3万〜3.5万キロ 55万円


    【番外2】サクシードの買取相場

    サクシードの写真

    年式 グレード 走行距離 買取額
    2009年 不明 10万〜11万キロ 17万円
    2005年 ステーションワゴン 10万〜11万キロ 21万円

    プロボックスとサクシードはカーセンサーのランキングに入っていませんでしたが、どう考えても社用車としてよく走っている光景を見かけるため調べてみました。

    また、最近ではハイブリッド車を社用車として使う需要も増えてきており、社用車全部プリウス、という会社もあるようです。

    プリウスもアクアもハイブリッド車の中では大人気車種ですが、ガッツリ走行距離が伸びる社用車では車両初期費用をペイしやすい、ガソリン代も安く付く、という理由で人気が高まってきています。

    沢山の距離数を乗ることになる社用車、ハイブリッド車や電気自動車は今後企業にどんどん取り入れられていきそう。

    ハイブリッドは高く売れる?
    よく「ハイブリッド車は元が取れない」とか言われていますが全然そんなことありません。

    下記の記事で詳しくまとめているので、社用車の買い替えや導入を検討されている方はぜひ参考にしてみてください。費用対効果は抜群です。

    「ハイブリッド車は元が取れない」は本当か?買取含めメリットデメリットを深掘り解説


    商用車の買取相場価格を調べてみた結果

    意外なほど高く買い取りされていることが分かりました。

    特にハイエースバン。ぶっちぎりのダントツ高値で売買されているのが分かります。

    商用車って基本会社の持ち物である社用車な場合が多いので、管理自体があやふやになっていたり、故障してもまた買い換えるか、くらいに認識されているケースが多々あるのではないでしょうか。

    たとえ乗り倒して故障したり、ちょっともう廃車かなと思うレベルになっていたとしても、次の車を買うための資金として十分充当できるレベルで買取査定される可能性がとても大きいですよね。


    どこで買取査定してもらうのがおすすめか?

    商用車、社用車を売却する際、選択肢としては下記4つ。

    @乗り換えの際にディーラー下取りしてもらう

    A中古車ディーラーに持っていく(1社)

    B輸出専門業者に売却する

    C一括査定で沢山の業者に査定してもらう

    この内、間違いなく安く買い叩かれるか、値段が付かないのが@のディーラー下取りとAの中古車ディーラー1社で査定してもらう方法。

    この2つだけは避けておくのが無難。状態にもよりますが、10万キロオーバーか10年以上経過している場合はほぼ査定額0円になる可能性大です。

    このページでもお伝えしましたが、商用車はほぼ100%と言っても過言ではない確率で貿易業者に流されることになるため、少しでも利益を出すためには安く買取せざるを得ません。

    つまり結論としては、Bの輸出業者に直接買取してもらうか、Cの一括査定を使うかのどちらかになります。


    輸出業者と一括査定、どっちで査定してもらうほうがいいか?

    これはケースバイケースになるため確定としてこっち!とは言えないのが正直なところですが、一番おすすめは一括査定。

    なぜなら、輸出業者にダイレクトに流すと言っても所詮は1社になるため、向こうの言い値で買い叩かれる可能性があるためです。

    ただし、輸出業者に査定をしてもらう価値はゼロではないため、試しにやってみるのは全然アリ。

    おすすめの輸出業者は?
    ネット上でとても精力的に買取活動をPRしている業者が下記。

    ダイレクトストック
    https://yusyutsusyakaitori.com/

    ただし所在地が大阪府吹田市なので、大阪近郊の場合は出張または持ち込み査定をしてもらうことが可能ですが、それ以外の場合は電話と写真、メールによる査定になるためちょっと不安は残ります。

    買取実績も見てみましたが、著者が調べた一括査定での買取価格と比べても別段高いようには感じませんでした。

    Direct-stockのハイエースバン買取実績一例

    年式 グレード 走行距離 買取額
    1997年 不明 26.4万キロ 35万円
    2002年 不明 27.5万キロ 25万円
    2005年 不明 32万キロ 35万円

    もちろん中古車の査定は状態ありきなので、もっと高くなるかもしれないし、逆に安くなる場合も当然有りえます。

    自分でアクションを起こす作業になるため若干面倒ですが、興味のある方は連絡してみてもいいかも知れません。


    一番手間なく高額買取が期待できるのが一括査定

    一括査定業者も結局は輸出業者に流すことになるという側面はありますが、それでも実際我が家で出してみた結果は大満足でした。

    元々中古車ディーラーで査定してもらった時はゼロ円だったものが、査定業者の熾烈な現場での価格競争が自動的に巻き起こった結果、全く予想しなかった価格で買取してもらうことができたため大満足。

    電話がかかってくる手間と、現場で査定が終わるまで待っている手間は発生しますが、それでもどこに住んでいても全社自宅まで出張してくれる部分の手間削減は助かります。


    一括査定の根本的なメリットは「欲しい業者だけが来ること」

    ここが一括査定を使う場合の一番の利点だというのが、実際体験してみてかなり実感できました。

    情報入力した時点で連絡をしてくるのは「提示された車がほしいと思っている業者だけに限定されている」ということ。

    その分高く買取される可能性が高い状態で査定を受けられるということ。わざわざ経費払って見に来るくらいだから「欲しい」という前提は当然ですよね。

    要らない車なんて査定しにきません。

    我が家の車は商用車ではありませんでしたが、それでも12万キロ走行の12年落ち。普通なら値段が付かないのは当然ですね。

    それでも50万円オーバーの高値で買い取ってもらえたのは本当にラッキーでした。

    商用車、社用車売却の際にはぜひ使ってみて欲しいサービス。


    カーチスさんからちゃんと振り込まれました



    中古車ディーラーでは「これは値段付けられないですね」と一蹴された我が家のエクストレイル(12万キロ+12年落ち)を査定してもらった結果、


    0円⇒52万1千円まで価格を上げて売却成功しました。



    https://www.zba.jp/car-kaitori/

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    ※追伸
    事故を起こした商用車の場合は、「事故車買取の専門窓口」があります。事故車、廃車を売る方法について詳しくまとめているので下記を参考にしてみてください。

    事故車の買取なら廃車同然でも査定OKな専門店がおすすめ「売却事例付き」