一括査定ってインターネットでよく見るけど、実際どの会社を使えばいいのかよく分からない。
著者も初めはいろいろ調べまくったが、下記のことがだんだん分かってきた。
- 口コミを調べてもトラブルも少なく問題なさそう
- 使った人の感想を見ても満足度が高そう
- 「ズバットまたはナビクル査定」を使っている人が多い
我が家のマイカーで申し込みをした時は、ズバット車買取比較で「10万円が当たるキャンペーン」を公式サイトで絶賛開催中で、どこでもそんな変わらないなら10万円当たるかもしれないならここがいいよね?という下心で申し込みをした。
あと、公式HP上の査定実績があまりに魅力的な買取査定額になっていたのも魅力的だった。
結論から言うと、0円査定が52.1万円にまで跳ね上がったので売却は大成功に終わり、一括査定の破壊力を改めて思い知る結果となった。
が、やはり実際に一括査定を使う場合、それぞれの会社で一体何が違うのか?は特に初めての場合はよくわからないだろう。
それぞれの一括査定にどんな違いがあるのか、またどこがおすすめなのかをさまざまな角度から比較してみた結果、「その人の状況や考え方に応じて選ぶ基準は変えるべき」という結論がベスト。
さらに言うと、メリットばかりが謳われている他のサイトや買取店の情報だけでは肝心のデメリットが分からない。
当サイトではデメリットも記載しつつ、そのデメリットへの対処法についてもしっかり記載している。
他のどのサイトよりも参考になるはずだ。
一括査定サイトの利用者数シェア数で比較
まずはどこの一括査定がよく使われているのか、実際に使われている数字をもとにランキング化したのが下記。
一括査定利用者数シェア度人気ランキング
ランク | サービス名 | 年間利用者数 |
---|---|---|
1位 | ナビクル車査定 | 35万人 |
2位 | カーセンサー | 19万人 |
3位 | ズバット車買取比較 | 16万人 |
4位 | カービュー | 13万人 |
5位 | 楽天カーサービス | 5万人 |
6位 | その他一括査定 | 9万人 |
注目 | ユーカーパック | 未発表 |
編集部からの解説
利用者数的には株式会社エイチーム運営のナビクル車査定が一番使われている。
著者は3位のズバットを利用。単純に「現金10万円プレゼント」のキャンペーンにつられた形だが、これが後々功を奏する結果となる(後述)。
車の一括査定見積もりで使われるのは、このナビクル車査定、カーセンサー、ズバット車買取の3大巨頭が市場のシェア半数以上を獲得している状況。
この3つのサービスのうちでどれかを選んでおけば、間違いは起きにくいという点でおすすめできる。
番外で注目、としている「ユーカーパック」ですが、こちらについては後ほどじっくり解説します!
選び方の基準となる数字的項目別で比較
では次に、どこの一括査定を選べばいいのか、使う人によって判断が別れる部分(業者提携数、業者の選択可不可、入力項目がシンプル、見るべきポイント、特典はあるかないかなど)を項目別で比較できるよう一覧にしてみたのが下記。
ナビクル | ズバット | カーセンサー | カービュー | 楽天カー | |
---|---|---|---|---|---|
運営 | エイチーム | ウェブクルー | リクルート | カービュー | 楽天 |
無料 | |||||
提携 | 55 | 220 | 2000 | 212 | 70 |
最大依頼 | 10社 | 10社 | 10社 | 10社 | 10社 |
業者選択 | |||||
入力項目 | 9 | 9 | 15 | 9 | 11 |
ポイント | 利用者数No.1 | 業者数と実績 バランス優良 | 情報サイト 最大手 | 運営歴最長 | 社名ブランド |
特典 | 10万円当たる | 10万円当たる | なし | なし | 楽天ポイント5 |
編集部からの解説
まずどこの一括査定も利用料は無料で、査定見積もりにくるMAX業者数も10社と同じなのでここは差別化なし。
大体の項目で横並びだ。
一番人気のナビクル車査定、参加全業者がJADRI(ジャドリ:日本自動車流通研究所)に加盟している優良大手のみで形成されている点がポイント(JADRI加盟店一例としてアップル、カーチスなど)。
ただし、「業者提携数が55と一番少ない」という点で高額査定のネックになる可能性がある。(詳細は下記)
楽天も加盟業者がやや少ない。
その点、ズバットとカービューは200社以上、カーセンサーに至っては2000社以上と業界最大。
ちなみに電話でリクルートに聞いてみたところ「実際もう何社加盟しているのか把握しきれない」と言っていたので今もどんどん増え続けているようです。
登録加盟店(業者数)の大小について
ではなぜ業者数が多いほうが確実に有利かといえば答えは簡単、「沢山の目を入れてもらったほうがそれだけ高く買い取られる可能性が上がるから」だ。
これは一括査定に限らずどんな業態でも同じ。ヤフオクだってメリカリだって、より多くの人に見てもらったほうが価格は絶対的にあがる市場の原則がある。
オークションサイトで高く売りたい人はわざわざお金を払って「広告枠」を使って一番上に持ってきているのは沢山の人に見てもらうためですね。
入力項目数について
査定は実際に現場に来てから見てみないと値段は付けられない、という絶対原則がある。
業者としては、できるだけ情報が多いほうがより査定したい!と思える動機にも成りやすいのも事実。つまり業者側としては査定に行く前のデータは多いほうがやりやすいのだ。
もちろん、査定業者もデータ上はあまり魅力がないけど、実際に見てみたら思わぬ優良車と判断して高額査定を付けることもあるだろう。
結論を言うと、情報入力項目はより豊富な方が業者を現場に引っ張り出しやすいってことだ。情報が多いほうが業者もいいに決まっている。
つまりカーセンサーがより有利になりやすい。
実際に車を売った際に業者さんも「事前情報が多いほうが助かる」と言ってました!
特典について
ナビクルとズバットがそれぞれ10万円当たるキャンペーンを実施している。
無料で査定してもらって、買取でお金が手に入って、その上10万円までもし当たってしまったらそれだけ高く買い取ってもらえたのと同じことになるため単純に有り難い。
好きなオプションが付けられるかもしれない、という利用者の気持ちをうまく突いた方法と言える。
ただ、これは当たればラッキーくらいに考えておくべきだろう。
特典についてはさほど気にする必要は無い。
業者選択は自らしないほうがよい
カーセンサーを使うと、自分で業者を選べる項目が出てくるわけだが、これは使わないほうが得策である。
一括査定でくる業者は「その車、ウチがなんとかして、どうしても買い取りたい!」と心から思っているからわざわざ訪問査定に来ている。
つまり「欲しい欲しい!」「うちが買い取る!」「そのためなら多少の高額査定やむなし!」というニーズが最高潮に高い状態で査定に来ている業者ばかりが査定をしにくることになるので、素直にその人達に見てもらうのがどう転んでもベストというわけだ。
更に言うと、自分で車を買取店に持ち込んで査定してもらったりするのは、辞めろとは言わないが良い結果に繋げられる可能性はかなり低いと言わざるを得ないだろう(経験済み)。
大手中古車ディーラーの参加状況で比較
中古車販売と言えばココ!という業者がいる。例えば「ガリバー」や「アップル」、「カーチス」など。これら有名企業が参加しているかどうかは、安心感という点でも着目ポイントとなる。
オリコン日本顧客満足度ランキングでランクインしている大手業者別で一括査定に参加しているかどうかを一覧にしたのが下記。
ナビクル | ズバット | カーセンサー | カービュー | 楽天オート | |
アップル | |||||
ジャック | |||||
カーセブン | |||||
ラビット | |||||
ユーポス | |||||
カーチス | |||||
ビッグモーター | |||||
ガリバー | |||||
T-UP |
表にしてみると、聞いたことがある大手会社がナビクルに参加していないことが分かる。
ラビット、ユーポス、T-UPなど大手はぜひ参加して欲しいところ。なのにナビクルに加盟店として参加していないのはやはり高額査定のチャンスを失う可能性がどうしても高くなると言わざるを得ない。
編集部からの解説
このオリコンランキングでは、圏外として、ケーユー、オートバックスカーズ、ONIX、ティーバイティーが入っているのだが、理由は「規定人数の半数以上の回答があり、評価項目得点が60.00点以上の企業です。」とのこと。
実際に著者がズバット車買取比較で一括査定した際には、このオートバックスさんが来訪、そしてオートバックスさんが引き金となって、査定価格が跳ね上がった。バックスさんがいなければ間違いなく高値で売れていなかっただろう。
だから個人的にはオートバックスさんが入っていないナビクルよりもズバットやカーセンサーの方がオススメなのだ(詳しくは後述)。
一括査定でディーラー下取りよりも20万円高く買取してくれました。
高く売れるのは間違いないです。
業界団体「JPUC」と「JADRI」に加盟しているかどうかで比較
JPUC(ジェイパック:一般社団法人日本自動車購入協会)とは車買取業者や一括査定運営会社が誤解を生む表現や表記をしていないか、また不当な不当な勧誘や行われていないかを監視する団体。
JADRI(日本自動車流通研究所)もJPUCと同様、車買取業界の健全化を進めている団体。
両者ともに優良な業者と認められたところだけが加入できる団体、というわけですね。
一括査定や買取業者がこの2つの業界団体に加盟しているかどうかも、心配性の人にとっては重要度が高いと言える。
一覧にしたのが下記だ。
サービス名 | JPUC加盟 | JADRI加盟 |
---|---|---|
ナビクル | 全ての提携先が加盟 | |
カーセンサー | 一部提携先が加盟 | |
ズバット車買取比較 | 一部提携先が加盟 | |
カービュー | 一部提携先が加盟 | |
楽天カーサービス | 一部提携先が加盟 | |
ユーカーパック | 一部提携先が加盟 |
ナビクルに加盟している業者は全てJADRI加盟業者。これは運営側がJADRI加盟業者だけに絞った運営方法を行いより安心感の高いサービスを目指していることを意味する。
その分加盟業者が極端に少ないため、買取額に幅が出づらかったり、大幅高値も飛び出しにくい構造と言える。
そしてユーカーパックについてはJPUCにも未加盟となっているが、JPUCが定める「5年以上の運営歴」を満たさない新しい会社であるという点。
実際にはJPUC加盟の一括査定サービスに登録していて更にJADRIにも加盟している業者がユーカーパックにも加盟している点を踏まえると、それほど大きな問題としては捉えづらいが…。
どうしても安心感が欲しかったり、心配性の方はナビクルを使うほうがいいだろう。
一括査定のメリット・デメリットで比較
一括査定を使うことで得られるのはメリットだけではない。メリット・デメリット、どちらを重視するのかによって使うか使わないかの判断材料にもなる。
使うことで起こる可能性があるデメリットについても事前に知っておき、上手に活用するのがおすすめだ。
一括査定のメリット
- 業者間の見積もり競争が自動的に引き起こるため、高く売れる可能性が格段に上がる
- PCやスマホで一回入力するだけ、自分で業者まわりする必要ナシ
- 沢山見積もりとって、乗り換え時にディーラー下取りと査定競争させることも可
- ローンが残っている車から乗り換える際も上乗せローンなどで対応可
- 事故車、水没車、廃車扱いの車でも買取可
- 買取相場が分からなくても買い叩かれることなく相場以上で売れる
メリットはなんと言っても「一括査定以上に高く売る方法は他にない」という点。
これは著者も自分でやってみて実証済み。下取り査定0円だったのに、一括査定を使っただけで52.1万円になった。恐らくこれ以上のメリットはないはずだ。
買わせて欲しいとわざわざ訪問しにくるほどの査定方法も他にはない。試しに近所の買取店で査定してもらえばその値段の差に驚くことになる。
なにより高く売れるかどうかもわからないお店を一つずつ回って査定して貰う場合、一日3社が限界だろう。相当な時間がかかる手間をカットできるのもメリット。
また素人なら「こんな車二束三文だろう」と考えてしまうような状態の車でも買取店はお金を払って持っていってくれる。
あとは、乗り換え車なしの場合は、ディーラーにとってはメリットが薄いため、下取り査定額はかなり落ちるハズだ。でも買取の場合なら全く関係なく高く売れるのも使い勝手が良い点。
そして一番のメリットは、沢山の業者が来ることで我々素人にとってその買取額が高いのかどうかが分からない、つまり相場観がゼロの状態でも騙されることなく高く売れる、という点に尽きる。
お店で普通に査定してもらってもそれが高いのかどうか、僕たちにはわかりませんからね。
一括査定のデメリット
一括査定初めてやったけど電話ばっかりで仕事の邪魔だわ…..
— しんくん (@shin9n_ayk) May 31, 2019
これちょっと時間経ったら、電話なくなるよね?? pic.twitter.com/1xKAyky15d
- 沢山の電話が一気にかかってきてウザい
- 業者数が多くなるため、対応だけで混乱してくる可能性
- 要するにちょっと面倒くさい
デメリットは「面倒くさい」これ一点と言っていいだろう。特に電話。電話が嫌すぎて一括査定使いたくない!という人は意外と多いことを著者は知っている。
「電話がじゃんじゃんかかってくる」について以下より解説する。
既に「複数電話なし対応済み」の業者が登場しています。
電話がかかってくるのが困る!という場合はどうしたらいいのか?
まず前提条件から言うと、
「電話して来てもらう段取りを取らなければ査定も受けられません」
ということは理解しておくべきだろう。見に来ないと業者も査定のしようがないという、ごく当たり前のことだ。
本当に今乗っている車を売ろうと思っているなら、多かれ少なかれ手間はかかるもの。どちらにしても、どこかに依頼をしなければならない。
そんな、電話は嫌だ、でも高く買い取ってほしい、とかそんな都合のいい話はないのだ。
よく「匿名で」とか「名前、電話番号なしで♪」とか「メールのみで♪」とか書いているサイトがあるが、
自分から高く売ることを放棄した行為をなぜ助長しているのか意味が分からない。
だから、「電話がかかってくるのがどうしても嫌」という場合は、一括査定を使わないほうがいいだろう。
その代償として、高く売却できる可能性を大幅に下げることになるということを承知おきしておくべきだ。
できるだけ高額売却を目指すか、それとも面倒くさいのはイヤか、このどちらを取るかで選択肢は変わってくる。
もし一括査定で電話がじゃんじゃんなって嫌すぎたら「とりあえず査定が知りたかっただけですので」としっかり断って、あとはマナーモードにして放置しておきましょう。
一括査定の電話に関する口コミ
電話がじゃんじゃんかかってきますが断ることは可能です。
他社ではこの値段だったと価格交渉すれば大丈夫。
人気車なら6~7社連絡が来ますがこちらから連絡しますと言えばしつこくは連絡してきませんよ。
では電話に対する解決策はないのか?
電話が沢山かかってくることはどうしてもイヤだ。だけどどうしても高く売りたい。
ワガママすぎる願いだが、どれだけ言おうが嫌なものは嫌なのが人間。そしてそんなわがままな希望を持っておられる読者が多いことも著者は知っている。
「一括査定は使いたいけど電話は無理」という願望に対する解決策は一点だけある。
それは、カーセンサーを使えば解決する。
カーセンサーの一括査定入力を進めていくと、「任意項目」という欄が出てくる。
この欄に、「メールのみの連絡でお願いします」と記入しておけばOK。
これで電話連絡が来ることはない。電話シャットアウトだ。
メールだけ査定の一番のデメリット
何度も伝えている通り、このままでは業者が現場に査定をしに来ることはない。
ただ買取金額をなんとなく知りたいだけならこの方法でも良いが、本当に売る気がある場合、メールだけの査定と実際に現場で査定した場合とでは大きな差額が必ず出る、という点だ。
メール査定の場合、単純にその車の相場価格と照らし合わせて価格を出しているだけ。つまりもっと高く売れる要素があったり、逆にマイナスポイントがいくつも見つかってメール査定よりも大幅に下るケースも出てくる。
つまりメール査定だけでは確実な金額は出せない、ということが一番のデメリット。
高く売りたい場合は面倒でも電話番号入力して、きちんと電話を受けたほうがいいですね!
「だがしかし!電話だけは、それだけはどうしても困る!」という人は下記の方法を提案する。
これで嫌なら、もう一括査定で車を売ること自体諦めて欲しい。
1社だけしか電話がかかってこない画期的な一括査定も登場
ユーカーパックとかいうの優秀じゃね!?
— kumako/20代辛味投資家🌶️🍺 (@kumaakokoow) July 10, 2018
一括査定で電話うるさすぎて困ってたんだよね~
最近は「電話掛かり過ぎてウンザリ」な人も多くなってきているため、そのシステムを解消したサービス、やはり登場している。
「ユーカーパック」は、5000社と業務提携しているけど、査定を行うのは提携している近くのガソリンスタンドという手軽さ。
※提携ガソリンスタンドがない場合はスタッフが訪問査定に来訪する(一人のみ)。
この査定データが5000社に送られた上で、あなたの車が欲しい!という業者からのみ買取価格が提示されるため、あとはゆっくり自分で決めればよい、という超画期的な仕組み。
ただし現場での徹底交渉はできないので、交渉したい!って人はやっぱり定番の一括査定を使うのがおすすめ。
煩わしいのは本当にイヤ!って人は、こちらのユーカーパックを使う、という使い分けがいい。
ユーカーパックはオートオークションの仕組み
自分で直接面と向かって交渉はできないが、オークションは入札方式で業者が勝手に競い合うので…今後このシステムはかなり浸透していくかもしれない。
最近は車一括査定よりもユーカーパックのようなサービスが利用ユーザーには良いのかもしれません。ただ、買取の査定額を引き上げるのであればやはり車一括査定は魅力的なのかもしれません。営業電話を除いたら…
— 元ディーラーが教える!車買取・中古車情報局 (@JyouhoCar) February 26, 2020
なぜ一括査定が最強の高値売却方法なのかを体験で言い切れる
一括査定って「あなたの車がどうしても欲しい!という業者だけが来る」のだ。この競争原理が働くこと自体が価格を自動的に吊り上げる。
それに対して、最近電話がかかってこない査定サイトとか流行ってきている。
例えば中古車販売や検索で超有名な「グーネット買取」。
ここは、都道府県、メーカー、車種を入力するだけで、自分でどこに売りたいかを選べるシステムになっている。
例えば著者が買ったエルグランドを例に取ると、「東京」「日産」「エルグランド」と入力して「買取強化店を探す」をポチッと押したら、エルグランドを買ってくれるお店がズラッと出てくる。
ここから自分でお店を選んで1件ずつ依頼をかけていく流れになるわけだが、重要なのはその店が「本当にあなたの車が欲しいかどうか」ってことである。
もっと言うと、「どこよりも高く買い取ってくれるのかどうか?」ってことなのである。
自分で買取店を選びたいって人にとってはグーネット買取を使うのもいいだろう。
グーネット買取:https://auction.goo-net.com/
ただとても大事なので何度でも言うが、一括査定がなぜ抜群に効果的かというと「わざわざ遠くから足を運んで、経費使ってあなたの車を査定したい!ぜひ買い取らせて欲しい!」と願う業者だけが来るってことなのだ。
価格競争を點せ無ければ査定額なんて上がりようがないのだ。
実際一括査定を使ってみて、目の前で驚異的に査定価格が上がっていくのを目の当たりにして、心から痛感した。これはすごいと。すごいシステムだと。
だから、一括査定はダメどころか使い倒さなきゃ絶対高く売れなかったと著者は言い切れる。
自分で業者を選ぶのも良いが、それで高く売れるかどうかは全く別問題。
もし上記グーネット買取を利用する場合は「出てきた業者にできるだけ多く見てもらう」ことを強くおすすめしておく。
一括査定は基本的に提示された業者が来訪することになるが、「あの業者さんだけは査定を受けておきたい」というケースがあるかもしれない。「自分でどうしても査定して欲しい業者がいる」というケースの対応方法について下記記事でまとめている。
総合的におすすめの一括査定ランキング
別事業で使う予定やった車を売るのにディーラーに持って行ったら売値40万そこそこやったのに一括査定使って3社から見積もり取ったらMAX80万ついたらしく一括査定やばいなってなってるw#一括査定いいやん
— 西田 祐樹 (@nishidayuki0112) 2018年2月20日
ここまで選び方を比較してきたが、
著者的におすすめの一括査定は「ズバット車買取比較」。
理由は3つ。
- 実際に使ってみて予想斜め上の査定額が出た
- 使ってみてなんの不具合も不手際も無かった
- オートバックスさんが入っていたことで買取金額が跳ね上がった
他社の査定が20万とか30万とかでくすぶってる中、突然の50万円見積もりをサッと出してさっそうと帰っていったことにより、他社の見積もり合戦が激化したことが最大の要因。
オートバックスさんいなかったら、高額売却は無理だった。
他の見積もり業者さんも、「あそこは本当に最近高値出してくるんで困ってるんすよね~」なんて言っていた(カーチスさんだが)。
だから、ズバットを選んでおいて本当に良かった。
ただ、オートバックスが来るのか?という現実問題はあるので、より無難にかつ最高査定額ゲットを目指すなら、カーセンサー選んでおくのがベストチョイス。
著者は自分が使ったのがズバットだったので便宜上1位にしているが、次は確実にカーセンサー使う。絶対にだ。カーセンサーにもオートバックスさんは加盟している。
であればどう考えてもカーセンサーがいい。加盟業者の数が違いすぎる。
業者数も220と多く、大手から中小までくまなくカバーしつつ、一般の人たちの人気も高い。
なんでも、日々会社の営業マンが新規開拓して新鮮で優良な買取業者さんとの提携を日々進めているとのこと。
著者も使って超ご満悦高額査定ゲットできたので、素直におすすめだ。
※10万円当たるキャンペーンもやってます。
本文中にも書いたとおり、メールのみ連絡などの使い勝手があったり、業界最大手でリクルート運営となれば、知名度的に安心感はピカイチといったところ。
登録業者数も、リクルート側でも正確に分からないくらい日々増えていて、地域密着型のお店からも連絡が来たりするので、高額売却の可能性が一番高いのはカーセンサーで間違いなし。
要するにココ使っとけば「全部盛り」ってこと。著者も次の売却は間違いなくカーセンサーを使う。
超限界まで高く売るためには一括査定がおすすめだが、「業者に会いたくない」「電話が鬼のようにかかってくるあの体験はもうイヤ」という人にとっては一番使い勝手良し。
登録業者数もカーセンサーを超える5,000とで業界最高峰。
一括査定
— め (@kamikaze3275) February 9, 2019
一括査定出したら電話たくさん来るから、同じ日の同じ時間に業者を集める。そんでもって、一斉に見てもらって紙渡して、値段は公表しないけど一番高いところに売るって言う
まあその場でオークション形式にするって事ね
会社の人がそれやったら業者によってすごい差ついたって言ってた
4位:グーネット買取
こちらもネット上での知名度は高いし、業者を近場で選びたい人には使えるシステム。ただ一括査定ではないため、複数の業者がピックアップされたらできるだけ多く申し込むことをおすすめする。
5位⇒ナビクル
実際のユーザー利用数がNo.1の人気サイトなので安心感は高い。
多くの人が使っていて満足度も高いなら問題はないのは間違いないが、業者提携数がかなり少ない点で高額査定を獲得する確率は下がる可能性が懸念点。
6位⇒カービュー
業界歴はNo.1。ただし、利用者数が全体の3位にとどまっているのが少し気になる点。
7位⇒楽天カーサービス
「楽天」という知名度は抜群だけど、参入したのが2008年と一番若く、実績的に未知数なのは若干不安。
8位:一括査定.com
社団法人 日本自動車流通研究所(JADRI)が運営する一括査定。70社加盟とやや少なく、地方の買取業者が多いため実際は大手のみの査定になる可能性が高い。
9位:車選び.com
カービューと業務提携している会社が運営する一括査定。基本ヤフー運営のカービューと同じ。
編集部からの一括査定選び方解説
ナビクルの利用シェアが一番多いが、やはり業者数が他と比べて圧倒的に少ない点が不満。高く買取してくれる業者はなにも大手だけとは限らない。
地域密着型の中古車ディーラーでも、自分の車を最大限に高く買い取ってくれる可能性は全然ある。
例えば著者が乗り換えたエルグランドは、ミニバン専門店、中でもエルグランドとアルファードに最大限の力を入れていた。
そういうところはやっぱりミニバンを高く買い取ってくれる可能性は高まるし、業者数は多いほうが良い。
ということで自らが使った以上、オススメ1位はズバット、とさせていただいた。
が、基本的には、高額売却の可能性を目一杯広げたいならカーセンサーがやはり一番いいだろう。
また、「電話だけはどうしても避けたい」という場合にユーカーパックを使う、という選択肢が最適。
高額売却を積極的に狙っていくのか、できるだけ手間をかけたくないのか、どちらを優先させるかによって選び方は変わりますね!
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