即日で買い取ってくれて、その場で現金で支払いをしてくれる業者と注意すべき大きなデメリット

明日にでも、いや今すぐにでも現金が必要になって、泣く泣く車を売ろうと思っている…!

まさに今、こんな状況下に置かれている人がこのページを見に来ているかもしれない。

もう直ぐにでも、急いで売りたい!という方は素直に下記のどれかで売れば即日現金で支払ってもらえるだろう。

※ただし絶対的なデメリットが確実にあるため、最後まで読み進めることをおすすめします。

車買取を即日現金で支払ってくれる業者一覧

カーネクスト(全国対応:出張査定あり)
https://cmgroup-sokkin.com/

西武中古車買取センター(関東のみ:出張査定あり)
http://www.moron-candelaria.org/

ソッキン王(神奈川・埼玉:持ち込み)
http://www.kaitori-spirit.jp/

ケイ・ドリーム(関東のみ:持ち込み)
http://www.keidream.com/anshin/genkin.html

E車屋NET(名古屋:持ち込み)
http://www.e-kurumaya.net/index20.htm

JAC(関西:出張査定あり))
https://jacnet.jp/site/top/

オレンジグループ(山形、新潟、静岡:出張査定あり)
http://www.orange-net.co.jp/

どこで売れば一番高く売れるのかと言われれば、結論「実際に査定してもらわないと絶対に分からない」ということだ。

なぜなら、相場は常に時価で動いていること、またその業者によって強み、弱みがあり、例えば今ミニバン系の買取に力を入れている、軽自動車なら高く買い取れる、逆に事故車系は極端に弱いなど、それぞれの業者の特色があるため。

ちなみにカーネクストは比較的古い車や廃車になりそうな事故車や故障車などに強い。

またソッキン王もメジャーな業者なため、その分安心感は強め。関西ではJACも有名。

実績面で言えば全国展開のカーネクスト、関東なら西武中古車買取センターかソッキン王、関西ならJACでいいだろう。

即金で売却された方の口コミ

私の場合、JACで買い取ってもらいましたが、現金を置いていかれました。ローンが54万円残っていて、買取額が60万円だったので、営業マンは畳の上に1万円札6枚を置いて、昨日までの私の愛車にサッと乗り込み、あっけないくらい簡単に立ち去っていきました。
出典:https://okwave.jp/

書類も必要なので忘れずに!

基本的に買取業者さんが売却時に必要な書類は指示してくれるが、コレを見ている人はすぐに売りたい!というケースが多いと予想できるので下記の書類はすぐに手元に集めておこう。

売却時に必要な書類
  1. 車検証
  2. 自賠責保険証
  3. リサイクル券自動車納税証明書
  4. 印鑑証明書
  5. 実印

あとは必要に応じて住民票や譲渡証、委任状、ローン中で残債が残っている場合は所有権解除の手続きも必要。

このあたりは業者が対応してくれるはずなので、事前に聞いてから進めるのが手間を省きやすい。

ほとんどの業者は即日振り込みをしていないという事実

基本的に車買取業者の振込は、査定を行ってから早くても2~3営業日(土日祝日を除いた2、3日後)、長くても2週間以内には振込に振込を実施しているところがほとんど。

なぜ即金振込をしないかと言えば、一番大きな理由としては業者側のリスクが大きいため。

即金で買い取りするということは、その場で査定は行っているにせよ一度の査定だけで車を持ち帰るということだから、もしチェック漏れがあったり、査定士が見抜けなかった故障箇所などがあっても支払額を変更できない。

「そんなの査定士がしっかり見抜けなかった業者の責任でしょ?」と思うのが普通だが、査定後に減額の連絡をもらった方々の事例がYahoo!知恵袋などで数多く見受けられる。

先月、買い取り業者にあい見積もりを依頼し、43万と一番高い業者に買い取りしてもらいました。そして本日、「オークションに出したら修復歴アリだったので、20万減額します」と連絡があり、引き取りに自宅まで来ましたが納得がいかず追い返しました。

車買取のカーチスで、車を売却したのですが入金後に「再査定でインナーの交換した後が出てきたので、30万円返金してもらうか、車をお返しするので全額返金お願いします」と言われました。

昨日査定に来てもらった会社に車を売却しました。すぐに持ち帰らせてほしいということで持って帰っていただきましたが、帰ってから1時間後に連絡があり、「ハブベアリングを変えないといけないので査定額から3万円減額になります」と言われました。

こういったトラブルは基本的に一般的ではないが、買取業者側も万が一のリスクヘッジを考えておかなければならない。

即日で現金買取したあとに、修理箇所や不具合が見つかったので減額させてくださいとは業者側もなかなか言いづらい背景があるし、ヘタをすれば法的な問題も絡んで厄介なことになりかねない。

そんなことになれば信用は一気に落ち、今の時代あっという間にSNSで大拡散されたりして大ダメージを被る可能性もある。

また振込の事務処理をしっかりやっておかないと経理上問題が出たり、事後処理で手間が増えたりもする。

こんなことから、大手含めて9割以上の買取業者は後日振込みとなっているのが一般的なのだ。

即日現金買取は安く買い叩かれるという最大のデメリットあり

借金だらけで困りまくっている人

上記の説明でも分かる通り、現金即日買取をする業者はこういったリスクも折り込んだ上でその場で支払いをしている。

何か問題があったとしてもあとで「返金してください」などどはまず言ってこないということだ。この点はメリットだ。

しかしながら、裏を返せばその折り込み済みリスクが価格に乗っかっているということ。つまり一般的な買取業者に比べて安値で買い叩かれる可能性大、というか間違いなく買い叩かれているのだ

普通に考えれば、即日振り込みを希望している人って、要は高い利息を払ってでもキャッシングしたい人と同じ状況にあるわけで、そのことを業者側もよく心得ている。だから足元を見て安く査定することは当然の流れ。

相手は、お金が無くて困りまくっていることを十分理解しているといった具合だ。

「お金がすぐ欲しいなら利息分として徴収しておきますよ」というイメージ。

ここが即日買取最大のデメリットと言えるだろう。

このことを十分に理解した上で当日現金買取業者を使うかどうかは頭においておきたいところ。

もし数日の猶予があるなら一般的な一括査定を使うほうが良い

すぐに現金がほしい人にとって、即日支払い業者は有り難い存在だが、例えば「当日中にどうしても何らかの支払いをしなければならない、絶対にだ!」、

という状況は多くの人の場合それほど多くはないだろう。

また、現金がない状況が続きすぎると、常に頭の中が「お金、お金…!」となってしまうため冷静な判断がしづらくなるのも事実(これは筆者も独立後長く経験したため痛いほど分かる)。

ただ、ちょっと考えてみて数日以内にキャッシュが手に入るなら、しかも今想定される金額よりも高く売れるなら、なんとか我慢をして高く売る方法にシフトしたほうがよいのではないか。

一括査定を使う場合と比べると、少なく見積もっても5万円、大きいと10万円以上で価格が変わる可能性はかなり大きい。

別事業で使う予定やった車を売るのにディーラーに持って行ったら売値40万そこそこやったのに一括査定使って3社から見積もり取ったらMAX80万ついたらしく一括査定やばいなってなってるw#一括査定いいやん

— 西田 祐樹 (@nishidayuki0112) 2018年2月20日

査定時に振込日を交渉してみる

一括査定を使った場合、振込されるのは早くて数日以内、遅いと1週間以上かかる。

特に大手買取業者の場合は振込までの流れが決まっているため、変更することも難しいだろう。

ただし一括査定には中小、または地元の零細企業も査定にくることが多く、小さめの業者さんの場合は小回りを利かせてくれるケースも確実にあるのだ。

それこそが中小零細企業のメリットでもあり、フットワークの軽さ(交渉のしやすさ)がウリにもなるため、融通を利かすことを大切にしているケースが多い。

その場合は、振り込み期日を積極的に交渉してみよう。

「もし2営業日以内に振り込んでくれるなら、その業者さんを最優先します」

「仮に即日でキャッシュを支払ってくれる業者さんなら即決します!」

こんな風に伝えてみれば、対応してくれる会社は非常に現れやすいと言える。

なぜなら、その業者さんは一括査定を通じて事前にあなたの車の情報を把握してから査定に来ている、つまりあなたの車がどうしても欲しいと思って来訪しているからだ。

こんなことから、絶対に100%どうしても、何を差し置いても今日中じゃないとダメだ!というケース以外は、基本的に一括査定を使って売却をするほうがお得になる可能性大。

臨機応変にかつ最高値で売りたいならココを使ってみよう

著者は売却時に「ズバット車買取比較」を使ったので、このサイトでは基本ズバットをおすすめしているが、このページに来ている人はとにかく時間がないし、どうやっても1円でも高く売りたい!と熱望している人たちだ。

であれば、登録加盟業者数が業界最大で大手のみならず小さな会社も沢山登録しているカーセンサーを使っておくことをおすすめする。

カーセンサー

ここが一番沢山の業者の目に触れさせることができて、かつ現場で業者さんごとに自分で交渉することができる。即日現金手渡しは無理でも、「可能な限り早めの着金をしてくれて高値で買い取ってくれる業者さんを最優先したい!」と直接伝えられる。

その中で一番条件的に有り難い提示をしてくれた業者に買い取ってもらうことができるので、即金業者で安く買い叩かれることも防ぎつつ安全に査定を受けることができる。

著者も次の売却時には確実にカーセンサーを使おうと思っている。

余裕があれば事前に愛車の相場も調べておく

また、車の買取相場についても事前に調べる方法をまとめてある。

自分の車がいくら位で売れそうなのか、事前に知っておけば交渉材料として数字を把握した上で望める。

まとめ

現金で支払ってもらうのは、特に今支払いなどで困っている状況の人であるほど魅力的に感じるもの。

でも多くの「ちゃんとした」会社が振込対応にしているのは理由があるのだ。

現金で払うということは、お互いになんの履歴も残さずに売買するということなので、万が一なにかのトラブルや問題があった場合、売買の証拠がないということに繋がる。

つまりそのトラブルを解消するための手段も消えてしまうことが十分に想定できる。

できる限りで即日現金対応業者は避けて売れないか?を十分に検討してみてほしい。

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