中古車の下取りと買取でお得なのはどっち?リット・デメリットとおすすめ売却方法を伝授

ディーラー下取りと買取業者、どっちを使えばいいの?

まず結論から言うと、車の下取りと買取の違いは「ディーラーに売るか(下取り)、それとも中古車買取店に売るか(買取)」の違いだけだ

ここで一番大切なのは「どっちが高く売れるのか?」の一点。

どっちを使えばよいかの結論から先に言うと「どっちも使うのがベストチョイス」になるが、まずは、

  1. 下取りと買取りそれぞれの意味と活用シーンについて
  2. メリット・デメリットの比較
  3. それぞれおすすめの活用方法

これらを順番に見ていこう。著者がいつも活用している方法も併せてご紹介する。

このページを読むことで下取りと買取りの上手な使い分け、さらに両方をフル活用した合わせ技で高額売却が可能になるおすすめ方法が活用できる。

下取りと買取、ユーザーはどっちを利用しているのか?

今ではインターネットの発展により買取も露出を上げたことで浸透してきたが、ユーザーの割合的にはまだまだ下取りを使って車を手放している人が多い模様。

実際のユーザーがどこに売ったのか、売却先データについて「グーネット」運営の株式会社プロトコーポレーションが発表している。

車の売却先データ
売却先割合
現在購入店(下取り)62.7%
車買取専門店(買取)13.5%
家族・知人・友人6.8%
前回購入店(買取)3.1%
その他12.6%

出典:CAR USER REPORT 2014【株式会社プロトコーポレーション】より

ディーラー下取りと中古車買取店の割合は約7:3といったところ。

新車や中古車を買ったお店でそのまま下取りに出す人が圧倒的に多いことが分かる。

面倒くさくないという点と下取り価格がそのまま値引きへ繋がるという目の前のリアルな認識と金額感でそのまま下取りに出しているであろうことが推測できる。

ところが買取店の業績は伸びている

上記データは2014年なのでややデータとして古いが、中古車買取・販売店でずっと業績が1位のガリバーが2018年に発表したデータが下記。

ガリバーの小売台数グラフ
出典:株式会社IDOM 2018年2月期決算説明会より

グラフを見ると2013年から右肩上がりで中古車販売台数が伸びている。

これはそれだけ中古車を仕入れている(買取している)ことが容易に想像できるだろう。

つまり、車買取店の需要は伸びてきていることが数字から理解できると判断できる。

これは買取店のほうが売却ユーザーにとってメリットをもたらしているとも言えるデータではないだろうか。

では、下取り、買取、それぞれのメリット・デメリット含めて、「買取がユーザーにとってどんなメリットをもたらしているのか?」をメインに見てみよう。

下取りのメリット・デメリットや活用するシーン

ではまず「ディーラー下取り」のメリットデメリットから。

下取りのメリット
  1. 取引先は1社だけなので手間がほとんどかからない
  2. 買い替えの場合は納車まで乗っていられる
  3. 新車の値引き額がこれ以上上がらない時に下取り査定額で補填される場合がある
下取りのデメリット
  1. ディーラーの査定方法はマニュアル化されているため、買取市場相場価格や需要が考慮されていない
  2. メーカーが限定される場合がある(ニッサンでスズキ車を売るなど)
  3. 「高く下取ってくれた!」と思っても実は値引き額に含まれている可能性
  4. 1社査定のため、競争相手がいないので安値になっていても気が付きづらい

下取りの大前提となるのが「次に購入する車がある」という点。

これまで乗っていた車を購入先の業者に売却することで処分、または売れた分のお金を購入者の資金として活用することを指す。

一般的な考え方で見ると、「あなたのお店で買うんだから下取り車もサービスして高く見積もりしてね」となりがち。

ところが自動車業界ではそれがまかり通りにくいのが現状。

競合他社はたくさんいるが、下取り車を持っていっている先は事実上1社のみ。特に中古車ではこの現象が顕著になる。

ではなぜこういう現象が起こるかと言えば、全ての中古車は一台ずつ状態が異なってくるためだ。

下取りが活用されがちなシーン

ディーラーに足を運んで、値段もよし、状態もよし、カラーもバッチリ!というようなお目当ての車をそこで見つけてしまった!となれば、人間どうしてもその車が欲しくなってしまう。

そんな経験、あなたにもないだろうか?著者はあります。

中古車販売店で希望の車を見つけた時の喜び

その結果、もう頭のなかで色々な妄想が浮かび上がってきて、実はもっと状態が良くて安い車が他にもあるかもしれないのに、もう目の前の車に夢中になってしまうのだ。

ずっと乗りたかった車に自分が乗っているイメージ

こんなふうに、結局足を運んだ販売店で具体的な話を進めていくうちに、今乗っている車はココで下取りに出そう、という流れになりがち。

下取りが高い査定額になりづらい理由

下取りのデメリットは、「1社のみで査定を受けてしまうこと」に尽きる。そこには事実上競合他社がいないので、比較対象も無ければ実際高いのか安いのかの判断が付かなくなる。

実際高額売却する可能性は大幅に下がってしまうだろう。

また、新車ディーラーは査定業者ではないので、今ある市場の状況や買取相場価格を正確に把握しているわけではない。

また、メーカーが限定される場合も多々あり。トヨタならトヨタ車はそれなりの値段を付けるけど、ホンダはそんなに値が付けられない、といったケースも。

メリットとしては、1社のみで査定してもらえる手間のなさ。何社も査定してもらうといった煩わしさがない点と言える。

そうはいってもこれまで下取りに出していた人にとっては理解しづらいかもしれない。

下取りがなぜ損をしやすいのか?これをトップセールスにインタビューしてきましたので下記をぜひ参照に。

買取のメリット・デメリットや活用するシーン

次に買取のメリット・デメリットを見てみよう。

買取のメリット
  1. メーカー、車種を選ばない
  2. 売りたいと思ったら乗り換え車なしでも今すぐに手放すことができる
  3. 買取相場の市場価格が反映されており、正確な価格を形成しやすい
  4. 下取りよりも安い価格にすると商売が成り立たないため必然的に高値になりやすい
  5. 下取りが付かない事故車や廃車扱いの車でも買ってくれるお店がある
  6. 2社以上の競争相手に査定を依頼できるので査定価格の高騰が期待できやすい
買取のデメリット
  1. 引渡し日が決まっているため、乗り換えの際は代車の用意が必要
  2. 市場価格がダイレクトに反映されるため、時期によっては査定額が低くなる可能性

次の購入者が確実にあるのが前提となる下取りと違い、買取の場合は乗り換える車があろうがなかろうがそのままマイカーを売却できる手軽さがある。

買取業者はなぜ買取を行うかと言えば、「販路があるため」=「それによって利益を生み出すことができるため」

また、買取業者は販売はもちろん、買い取ること自体が大きな生業になっているため、どうしても仕入れである中古車を手に入れ続けなければならない。

そして、下取りと比べて多少利益が減っても高い査定見積もりを出さないとディーラーに勝てないという前提が大きな要因。

さらに、一括買取査定に出すことで、この業者間の競争は更に激化、見積もり価格競争が巻き起こってどんどん査定額はアップしていくことに繋げることも可能。

買取店同士のお客の取り合い

メリットとしては、「買取価格が下取りと比べて高くなりやすい」「業者間の価格競争を引き起こすことが可能」「下取りと違い、どんな車種、メーカーでもOK」などが挙げられる。

対するデメリットは「乗り換えの際に代車を用意してくれる買取店が必要」「時期によっては査定額が落ちる可能性」などが挙げられる(これは比較査定することで回避可能)。

下取りと買取、どっちを選べばいいのか?

多少査定額が下がっても手間を一切かけたくない、という場合はディーラー下取りがいいだろう。

逆に「たとえ1万円でも高く売り抜きたい」と考えている場合は確実に買取店に出すのがおすすめ。

もし一切の手間を惜しまない、相場最高値で買い取ってほしい、と強く願っている人の場合は、下取りと買取両方をフル活用して限界価格を突破させるのがおすすめだ。

以下に続く。

ディーラーと買取店を両方とも使って最高買取査定額を目指す方法

下取りと買取、この2つを合体させたらどうなるのか。

この2つを合わせることでかなり強力な買取査定額を勝ち得る可能性を飛躍的に上げることができるようになる。

では行ってみよう。

前提条件
  • これから車を買い換える
  • 下取り車がある
  • 手間を掛けるだけの時間を作る

効果的な相見積もりの方法図解

手順

①購入したい車の販売店(A社)に行く
↓↓↓
②A社で下取り査定をしてもらう
↓↓↓
③一旦保留にして今度は一括査定を使う
↓↓↓
④複数の買取業者に査定見積もりをもらう
↓↓↓
⑤一番高い査定を付けてくれた業者(B社)の見積もりをA社に持っていく
↓↓↓
⑥A社に「これ以上の査定額を付けてくれたら即購入します!」と伝える
↓↓↓
⑦結果どちらか高い査定額を付けた方に売る

この方法を活用することで、「下取り、買取り両方の見積もり査定を受けられる」といった最高の相見積もりを行える点が最大のメリット。

A社は自社で車を購入して欲しいし、買取業者はなんとしても自社で買取りをしたいと考えているので、両者を併せて価格競争に巻き込むことが可能に。

これは特にA社が「新車販売ディーラー」の場合に効果が高くなりやすく、新車ディーラー営業マンは毎月売らなければならない大きなノルマを抱えているため、値引きではないこちらの条件を何としても汲み取ろうと努力してくるのだ。

また、新車の値引き幅には限界枠があるけれども、下取り車の査定価格は別枠となるため、多少無理をしてでもその枠を使って下取り査定価格を上げることに対して上司もOKを出しやすいという社内的な側面が大きい。

高額査定最高の鍵は「一括査定」

査定価格を限界まで上げるための道筋図解

車一括査定を使うのがなぜベストな方法かと言えば、

「あなたの車、ぜひウチに買わせてください!」

鬼気迫る勢いで、やる気満々買う気しかない営業マンが列をなして押し寄せてくるから

どれだけ自分の車人気なの?と勘違いできるほど沢山手を挙げてくる。

しかも業者同士が勝手に査定競争してくれるので、高く売れないわけがない、といった具合だ。

ちょっと手間と時間はかかるが、この方法以上に条件を限界までフル活用して査定してもらえる方法は他にないと言っていいだろう。

我が家でもこれらの技を駆使したことによって、0円⇒52万円も査定額をアップさせることに成功できたため、本当におすすめの方法だ。

※追伸:一括査定を使って相場も見れる

プリウスの買取相場グラフ

「とりあえず買取相場料金だけでもチェックしたい」という場合でも一括査定は使えるツール。

上図のような車種別の現在の相場料金が出てきるので料金の参考にもできて自分の車種と比べられるメリットがある。

この記事を書いた人
編集・監修者
eiunyamamoto

東京でITと不動産賃貸業の会社を経営。2016年に愛車を中古車販売店に持ち込んだところ査定がまさかの0円。どうやったら高く売れるのかを研究、あらゆる方法で実践、結果52.1万円で売却できた経験を元に鋭意執筆中。客観性を大切にした記事を心がけている。

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