営業マン(査定士)を同日同時刻に呼ばなければいけないワケ

これは自分が経験したことに基づく完全に有効な車査定方法の持論だが、

「絶対に同じ日の同じ時間帯に査定士は呼ぶべし」

これ、本当に重要だと考えている。

これを証明するために、まず引っ越しした時に一括査定を使って実験してみた。しかも一気に8社。

業者が所狭しと家の中を縦横無尽に歩き回っている姿を想像してみてほしい。当時2LDKに住んでいたが、現場はもう鮨詰め状態。

超混乱してしっちゃかめっちゃかになるんですけどね。

結果、
コレやっただけで29万円の引っ越し見積もりが9.8万円まで下がって、約20万円も得をしてしまったのだ。

なぜ同じ時間に査定業者を呼ぶのが必須なのか?

まず前提条件の方法論として、上記の引っ越し同様に車の査定をしてもらう時もインターネットの無料一括査定を使う必要がある。

1社ずつ自分で探して業者を呼ぶのはめちゃめちゃ手が掛かるので非効率。その点一括査定なら、家にいながらポポポンと入力するだけで勝手に向こうから連絡してきてくれるのはご存じの方も多いだろう。

この一括査定、要するに「あなたの車が欲しい会社が連絡してくる」ということ。ここが重要ポイントだ。

一括査定を釣りに例えて言うなら、お腹を空かせた釣り堀にとびっきりの餌を付けて糸を垂らすようなもの。極上の餌だろうが普通の餌だろうが、魚たちはスグに食いついてくる。

釣り堀で釣りをする人

すぐに釣れる。即連絡が来るのだ。「どんだけ必死なのか」と思わず電話口でツッコミを入れることだろう。

やってみれば分かるが、申し込みボタンを押してから少なくとも5分以内に電話が掛かってくる。早い。早すぎる。しかも複数。入れ食い状態だ。

「中古車」という「餌」を垂らした瞬間、即効でそれに飛びついてくる中古車販売ディーラーがわんさかいる、それが一括査定と言う名の釣り堀なのだ。

こんなに食らいついてくる業者サンたちをわざわざ一同に介して同日同時刻に呼ばなければならない理由、それは、

「驚くような高額査定を引き出すための最高の舞台」

と変貌する。
だって、あなたの車がどうしても欲しい!お金を払わせてください!と熱望している業者さんたち同士が同じ場所にいるわけだ。

それは例えて言うなら、マグロの競り市のような、闇市場で競売にかけられる伝説の秘宝のような、活気あふれるオークション会場と同じ状況になるのだ。

この入れ食い状態が超重要

「でも、即電話がかかってくるなんてイヤすぎるなあ」

こう思う方も多いことを著者は知っている。しかし少しだけ待ってほしい。もしこれ以降の内容を読んで一切役に立たないと思えばそっとこのページを閉じてほしい。あと3分だけお付き合いいただければ幸いだ。

当サイト「車売る大作戦!」の主旨はTOPページでも謳っているがたった一点。

「徹底的に高く売ることだけが目的」

だ。

高く売ること以外は徹底的に排除して、著者が有益だと思った情報のみ配信している。つまり、この電話入れ食い状態も必然的に超重要な要素なのだ。

業者側の立場と心理はこう

繰り返しになるが、電話をしてくる一括査定業者は「あなたの車が喉から手が出るほど欲しくてたまらない」状態だ

わざわざ一括査定サイトに決して安くない手数料を一括査定サイト側に払って、車を売りたい人の顧客情報をゲットして、わざわざ電話してきているのだ。本来なら煙たがられる営業の電話なんてしたくないのだ誰しも。

更に言うなら、電話でOK貰った暁にはアナタの指定する日時に「わざわざ」赴いて、暑かろうが寒かろうが、ボンネットを開けて汚れたエンジンルームを見て、人が乗りまくったシートに座って内装をチェックして、ボディにキズはないか?足回りに問題はないか?タイヤはヘタってないか?など状態をチェックしにくるのだ。

業者側だってやりたくてやってるわけじゃない。全てはあなたの車を買い取りしなけれならない社命を受け、しかもライバル他社が大勢駆けつけていることを承知の上で、そのライバルたちに絶対負けてくるなよ?と上司のプレッシャーを感じつつ、ノルマを達成すべく、少しでも気分良く買取ができるようあなたに愛想笑いしつつ意を決して来訪しているのだ。

さらに、ライバルに負けて買い取りできなかった日には、上司に怒られて社内のライバルにも蔑まされる可能性すらある。成果を達成できずに仕事終わったら居酒屋で上司の悪口言いながら「んにゃろ~!」とか言いながらクダ巻くことだってあるのだ。

それでも、彼らは家族を守るため、少しでも出世するべくノルマを達成すべく、お客様に笑顔と喜びを届けに、今日も各地で買取査定を行っている。

話が大幅にそれましたので戻します。

要するに、このような買取業者さんたちが「あなたの車をぜひ売ってください!」と査定をしに来るわけで、ライバル他社が同じ土俵に乗っている以上高い査定を出さない理由がない。

ライバル同業他社よりも、少しでも、例え1円でも高く売らなければ、せっかくのチャンスを逃してしまうことになってしまうからだ。

だから、もしあなたが例え5万円でも、1万円でも高く売りたいのなら、ぜひ電話は出てほしい。せいぜい多くても5~7社。そのわずか1時間ほどの電話に付き合うだけで、そして電話に出る回数を増やすだけで、それに比例して査定金額もどんどん上がっていくようなものだ。

これはもう、著者が何度も経験している事実であり、やってみれば驚きの結果を手にすることを約束しよう。

直近の著者の実績を言うと、中古車ディーラーで査定見積もりゼロと言われて涙を飲んだ我が家の12年落ちエクストレイルを一括査定に出しただけで超カンタンに52.1万円で売れてしまった。

ネクステージ、カーチス、ビッグローブ、ラビット、ガリバーこの辺りを同じ日の同じ時間に呼んで一番高いとこに売るって言えば査定よりも10万は高く売れるよ!経験上は

— アムロナミヘイ (@ho_smm) June 23, 2019

同じ時間に業者を呼ぶデメリット

ここまでの説明で同日同時刻に査定をしてもらうことの重要性をお伝えした。

ただしもちろん同じ時間帯に呼んだことで引き起こされるデメリットはある。

それについても見てみよう。

査定を同じ時間帯にすることのデメリット5つ

①つらい、しんどい。

とにかく一気に業者が来るので対応が大変。同じことを同じ時間帯で何度も言わなければならないので、気の短い人には大変だ。

②業者が粘る。

とにかく粘る。査定のふりして居座る業者もいます。最後まで粘ったもん勝ちみたいなところは実際あることがよく分かる。事実著者も一括査定に出すと引越しでも車でも最終的に残った業者がゲットしていく。つまりそれだけ値段は上がっているということだ。

③半日潰れる。

上記の粘りに加えて、終わったあとも書類への記入やらで時間が取られる。ただし査定日を分けると更に日数と時間が取られるため、その意味でも同日同時刻に査定を実施する方が断然おすすめだ。

④場所の問題。

査定業者は大体車で訪問する。駐車場が付近にないと大変。その場合はあらかじめ「駐車場はないですよ!」「駅から遠いですよ」など伝えておく必要あり。

⑤終了後も電話が来る場合あり。

先に帰った業者は当然結果が気になる。後に残った業者に決めた場合、こちらから連絡しない限りは向こうから当然確認の電話が入る。ただし普通に素直に「●●さんに決めました」と伝えればOKだ。

デメリットとして挙げられる理由はどれも「手間をかける必要がある」という点になる。

これはある意味仕方のないことで、可能な限り高く売却したいということと引き換え条件のようなものだ。

たった一日時間を取って我慢をすることで、自分でも予想だにしなかった買取査定金額が飛び出すことになるので、それさえ踏まえておけば乗り切ることができるだろう。

査定交渉に関する口コミ投稿

高く売るなら買取業者を増やして競らせるのも手です。

渋ると上と相談すると言って金額を上げてくるのが一般的です。

街の中古車屋だと安く買い叩かれてしまうので買取専門店がおすすめです。

引渡し日のトラブル発生。名刺は必ず保管。振込日も事前に確認を

ここまでのテクニックを駆使すれば、といっても同日同時刻に査定営業マンを呼ぶだけの話だが、ほぼ間違いなく予想以上の高額査定をゲットすることができるはずだ。

あとはゲットした査定のお金がいつ振り込まれるのか?必要な書類はあるか?やっておくべきことはあるか?など最終確認をして営業マンには帰ってもらおう。

また、これは実際著者が経験したことだが、車の引渡日の前日に取りに来るというトラブルが発生した。

私:「ええ?!明日ですよ明日!なんで今日きたの?」

業者:「いや、今日と聞いてましたので…」

私:「違うから!電話しようか?ていうか、お宅本当に●●の会社の人なの?」

業者:「はい、間違いなく・・・」

こんなやり取りで一悶着あった。

結局コレは営業マンの伝達ミスで、スグに電話して対応してもらい、こちらも引渡しに問題は無かったので、まあいいかとその日に持ち帰っていただいたが、もし万が一これが業者を名乗った詐欺だったら、という可能性はゼロではない。

こういったトラブルが起こったときのためにも、営業マンの名刺は保管し携帯電話番号もしっかりとチェックしておくことをおすすめする

引渡しの前にもなんらかの都合が生じる可能性がある。こういったトラブルが起こらないとも限らない。

念には念を入れて、こちらも確認すべきことは事前にやっておくのが大切だ。

ではどこの一括査定サイトを使うのが一番いいのか、自分にあったサービスを見つけ出すための材料ポイントを事細かにあぶり出したのが下記の記事。

ぜひこちらを参考に、高額売却への足がかりをつけていただければ幸いだ。

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