スマートキーなら誰でも盗まれる可能性があるリレーアタック対策は完全自己責任だ

更新日:2019年07月20日
ブリキ缶にスマートキーを入れるだけでは対策にならない

最近話題になっているリレーアタックが2018年頃から日本でも本格化しつつあります。

警視庁の対応や車自体の盗難防止性能アップの効果も相まって、盗難自体は年々減ってきていますが、それと変わって台頭してきたのがリレーアタック。

スマートキーから発信する電波を拾って(コピーして)、簡単に車が盗まれてしまうっていうアレです。

とりあえずこれ、見て下さい。


やばくないですか?もうあっぱれレベル。

しかもこれ、eBayとか海外の通販サイトでもう普通に手に入るレベルまで来てるようです。

完全にアウトでしょこれは。

メーカーとかディーラーがいくら技術的に進歩していったところで、完全にいたちごっこなのは昨今のITのみならず技術革新のスピードを見れば火を見るより明らか。


これ、もうお菓子のブリキ缶にスマートキー入れとけばOK♪とかそういう脳天気なレベルじゃありませんよ。

これとか、もうなんとなく見たことあったりするのでは?「はいはい」って感じです。

■車の盗難の手口 リレーアタック


ほんとにもう、いろんな方法で車は盗まれる。

高級車乗ってる人、特に盗難率が高い車に乗ってる人は真面目に対策しておいたほうが良さそうです。



    盗難車ランキング車種は年々変化している

    かつては盗難車の代表格といえば「プリウス」一択レベルだったんですが、窃盗犯もだんだん窃盗効率?を考えているのでしょう。

    プリウスが1位の座を奪われ、見事レクサスが王座をゲットしてます。

    2018年度盗難車ランキング
    順位 車種 件数 構成比
    1位 レクサス 66 23.8%
    2位 プリウス 41 14.8%
    3位 ランドクルーザー 35 12.6%
    4位 ハイエース 17 6.1%
    5位 アクア 14 5.1%
    6位 アルファード 8 2.9%
    7位 カローラ 2.5%
    ハリアー 7 2.5%
    9位 ヴィセル 5 1.8%
    フォワード 5 1.8%
    レンジャー 5 1.8
    12位 スカイライン 4 1.4%
    レガシィ 4 1.4%
    14位 インプレッサ 3 1.1%
    ヴェルファイア 3 1.1%
    エブリィ 3 1.1%
    クラウン 3 1.1%
    マークX 3 1.1%

    参考元:一般社団法人  日本損害保険協会


    とりあえず「プリウス」「レクサス」「ランクル」「ハイエース」の4車種は常に上位ランクインしているので、盗んだあと捌いてゲットできる金額効率が高いんでしょうね。

    つまり、TOP10にはいまのところランクインしてないけど、日本人が大好きな「ベンツ」とか「BMW」とか、あと高値で売りやすい「GT-R」とか「WRX-STI」とかも、いわゆる「美味しいブラックリスト」に入っていることでしょう完全に。

    大体は海外に売り飛ばされてるのだと思われます。よって、盗まれたらもうジ・エンド。

    任意保険かけてあるから大丈夫♪とかそりゃそうかも知れませんけど…ほんとそうですか?

    ちなみにハイエースが如何に海外で爆発的に人気が高いのかは別記事で紹介してます。

    商用車は海外に売り飛ばしやすい
    衝撃の画像が見れますよ。

    商用車は買取店さえ間違えなければ高く売れる!買取相場で見る社用車の賢い売却査定先


    スマートキーの距離は一般的に1mとか1.5mとか言われてますけど、2018年にニュースで取り上げられた大阪の窃盗集団12人逮捕のときは10mの距離からでも盗まれてます。

    つまりもう、距離とか完全意味なしってことです。

    スマートキーとキーレスキーは別物
    知ってる人も多いでしょうけども、スマートキーとキーレスは全然違うものです。

    キーレスキーはリモコンキーとも呼ばれ、リモコンに付いているボタンを押すことでドアの開閉をしますが、スマートキーはボタンを押さなくても触るだけで開くという違いです。

    あとはエンジンスタート時にキーを挿すか挿さないかという点。

    違いについては下記動画が参考になります。




    盗まれやすい場所はどこか?

    じゃあ一体どこで気をつけておく必要があるのっていう話ですが、これもランキング化してみると一目瞭然です。

    盗難発生場所ランキング
    順位 盗難場所 件数 構成比
    1位 自宅(屋外) 139 48.4%
    2位 契約駐車場(屋外) 81 29.2%
    3位
    自宅(屋内) 11 4.0%
    通勤先駐車場 11 4.0%
    5位 コンビニ・スーパー駐車場 3 1.1%
    6位 空き地 2 0.7%
    7位 契約駐車場(屋内) 1 0.4%
    路地 1 0.4%
    9位 その他(不明) 33 11.9%

    自宅でしかも屋内なのに盗まれるし、ちょっとコンビニ行ってる間に盗まれるし、勤務先でも盗まれるし。

    もうどこにいっても車は盗まれます。悔しいけど。


    盗難だけではない。車上荒らしも普通に起こる

    車上ねらいで主に盗られやすいのは、バンパーやドラミラーなどの「外装部品」、ゴルフバックなどの「スポーツ用品」、「カーナビ」、「お金とかカード」が4大窃盗ランキング。

    意外とETCカードは盗まれないそうです。

    著者も昔にアルファード乗ってた時に、後付けでウインカードアミラー付けてるんるん気分だったんですけど、朝起きたら見事になくなってました。即。

    その当時はアパート1Fに住んでいて、ベランダすぐ目の前に駐車してたんですけどね。

    寝ている間に、もの静かに、そして速やかに華麗に持ち去っていくんですよ。ほんと返して。もういいんだけども。


    リレーアタック対策はどうしたらいいのか。最後の防止グッズはこれしかない

    冒頭でもお伝えしたように、ブリキ缶に入れておいても盗られるものは盗られる。

    ただ、外から自宅内の電波を拾って受信するタイプのリレーアタックには有効なのでやらないよりはやったほうがいいというレベル。

    なので、お菓子の缶が余ってるならしっかり蓋を締めて鍵を保管しておくのは一つの方法です。

    あとはさまざまなリレーアタック対策グッズが販売されています。

    スマートキーケース

    スマートキーケース

    内側に電波シールド素材が使われていて、電波を遮断してリレーアタックを防ぐ定番グッズ。

    1,000円前後で買えます。

    これも無いよりあったほうがいいってくらいでしょうか。


    ブリキ缶
    ブリキ缶

    100均でかわいいの売ってます。しっかりフタ付きのものを。これも遠距離からのリレーアタックにしっかり効果発揮します。


    ポーチ

    リレーアタック専用ポーチ

    キーケースじゃなくてさっとカバンにしまいたいって人はポーチ。デザインの好みが分かれるところですが、楽天ならいろいろ売ってます。


    ・・・とここまでは一般的に低価格での対策ですが、これで完全に防げるわけではないのが昨今のリレーアタックのややこしいところ。

    根本的な対策はもう物理的に盗めないようにその確率を下げるしか方法はないってのが現状です。

    つまりこれです。


    ハンドルロック
    ハンドルロック

    アマゾン

    楽天


    リレーアタック最強アイテムはもうハンドルロックしかありません。

    なんか今のこのご時世でアナログチックでアレなんですけど、高級車ほどいろいろな可能性を考えるともうハンドルロック一択な気がします。

    めんどくさーって人はリモコンでロック解除できるガンダムのコックピットみたいなやつもあるんですけど、

    WRAP ハンドルロック 車両盗難防止装置
    超強力ハンドルロック

    そもそも論としてリモコンキーのコピー防止がリレーアタック対策なので、ハンドルロックにリモコン付いてたらそれってどうなん?っていう根本的問題がある気もする。

    普通に鍵付きのやつが良さそうです。

    安いのだと2〜3,000円で買えるけど、そこはもう、良いのを使っておいたほうがおすすめ。

    ハンドルロックも絶対ではないけど、装着されてるだけで窃盗犯はかなり嫌がるはずだし、そもそも解除に手間取ることを考えると盗まれる確率はぐんと下げられるでしょう。

    ということでこれしか無いでしょう。

    超面倒くさいけど、大事な大事な愛車をパクられて海外に売り飛ばされちゃうことを考えたら仕方がない。

    あとはタイヤロックとかありますけど、あんなゴツいもんいちいち付けてられないですしね。付けてる人見たことないし。


    最新のリレーアタック対策はどうなってる?

    最近ではトヨタがスマホと連動させたイモビライザーでリレーアタック対策を打ち出しています。


    これはこれですごいしなんかかっこいいんですけど、電波で行っている以上、いずれ窃盗犯たちも対策をしてくるでしょうね。


    あとは節電モードによる対策もあります。


    こちらも万全ではないし、現状トヨタ車とかレクサス車とあと他のメーカーの一部で最近の車種だけなので、全体で見ると現実的ではない。

    こういう対策をメーカーが打ち出していっても、また対策されますね。

    なんせ彼らも必死だから。そんだけ儲かるから。対策の対策を打ってくるから。

    というわけで、今のところハンドルロックというアナログ対策がリレーアタックを防止するには最強の方法、ってのが現状なのは覚えておいたほうが良し。

    高級車乗ってる方、盗難車ランキングに自分の愛車が入っている方はぜひ一考してみて下さい。