スマホで撮るだけで車が売れる「DMM AUTO」は実際使えるか?評判をリサーチ

DMMオート

アプリでパシャッと写真撮るだけで車が売れてしまうというなんとも先進的なサービス「DMM AUTO」。

写真を撮る箇所や流れも至ってカンタン。

  1. 全体が映るアングル(右または左斜め前でナンバープレートが映るように)で1枚
  2. メーターを1枚
  3. 車検証を1枚+QRコードの読み込み
  4. 質問に返答(状態の確認)※1

※1:ボディカラー、ハンドルの位置、総走行距離、車の状態、車検証記載の所有者氏名、車の保管場所

売却を決めたらあとは必要書類に記入して投函、現金の振込を待つだけという流れ。

これ、実際高値で買ってくれるなら革命的だし、手間全然かからないし。眠ってるオンボロカーとか売るのも面倒、みたいな人にも需要ありそう。

下記の動画で流れが分かりやすく説明されている。

DMM AUTO サービス利用方法

DMMAUTO サービス利用方法

公式サイト
https://auto.dmm.com/

ただ、実際使ってみた人がどうだったのか?どんな感想や評価をしているか?は気になるところ。

そしてこのサイトの一番の命題「限界まで高く売る」という部分も踏まえて最適な売却方法についても詳しくまとめた。

2018年6月リリースでも結構使ってる人がいる

この記事の執筆が2018年8月なので、サービスのローンチから2ヶ月しか経っていないが、評判はそれなりに出てきた。

まずは良い評価をしている口コミから

ハリアーの2年落ち2.5万キロを査定に出した結果で205万円。

ご本人は満足されているようなのでオールオッケーだが。

ハリアーの新車車両本体価格は294万円~460万円と幅が広く、肝心のグレードがわからないのでなんとも判断しようが無いが、当サイトで出した平均買取額よりは若干安い。

こちらはフォルクスワーゲンゴルフを査定に出された結果。

グレードも何も全く分からない(新車価格は159万円~549万円)のでこちらも高いか安いか全く判断できないがご本人が満足されているならそれでよしと。

ちなみに、「二束三文だと思っていた」とおっしゃっているが、6年落ちなら全然二束三文じゃない可能性、高い。

著者は12年落ち12万キロのエクストレイルでも52万円で売れたのだ。

では続いて悪い評価?をしている人たちも併せて

BMWアクティブハイブリッド3は車両本体が700~800万円オーバーなはずなので…

130万円だと当然査定結果には満足できないのも頷ける。ただ年式も何もないので一概には言えず。

DMMオートでは輸入車も当然売れるが、買い取れない条件も設定されている。

盗難車とか差し押さえ車、メーター改ざん車などの車は当然として、利用の際に注意すべき「該当するかもしれない」点は赤字で示している。

国産の普通自動車はもちろん、軽自動車や輸入車も売却が可能です。
一部、市場価格が判断できない希少車などに関しては売却出来ない場合がございます。

また、以下に該当するクルマは売却出来ません。

・日本国内で登録されていない、又は登録できない車両
・盗難車、接合車、走行不能な車両 ・車台番号、走行距離計が改ざんされ又は故障している車両
・名義変更に必要な書類(車検証原本や自賠責保険証原本を含む)を完備していない、又は取得することができない車両
・質権、譲渡担保契約その他の担保権が設定されている車両
・差押え、仮差押え、仮処分、その他強制執行若しくは競売の申立ての対象となっている車両 ・未納の反則金又は放置違反金がある車両
・メーター交換車、(メーター改ざん車)、走行距離不明車 ・車検不適合車 ・事故現状車
並行輸入車 ・鍵を紛失し開錠やエンジン始動が不可能な車両
・車検証上の所有者名義と使用者名義が異なる車両
・所有者または使用者が法人名義の車両
事業用自動車(緑ナンバーや黒ナンバー)
所有者が死亡している車両

出典:DMM AUTO公式

事故車や法人名義車両が売れないのはちょっと残念。

法人名義車両の売り方についてもまとめた。

あとはホリエモンこと堀江貴文さんが下記の評価。

こちらは悪い評価というよりは、市場を取りに行くのは難しいんじゃない?という意見。

まあ、凄まじく古い体質でやっている業界なので…利権云々も凄いのは想像に難くないという点ではそうかも知れない。

App Storeでのレビューは

実際にアプリを使った人たちがアプリストアで評価している内容も参考になる。

目立ったものをピックアップ。

まずは良い評価から

自分の車がいくらで売れるのか知りたかったのですぐに結果が出てよかったです!

こんなにスピーディーに車が売れるとは思ってませんでした笑
革新的アプリだと思います。

こういうアプリを待っていました。使いやすいですね。

とりあえずざーーっと見てみたが、UI(ユーザーインターフェイス)つまり「使いやすさ」を評価する内容ばかり。

実際に高く売れたかどうかを言及する内容は全然なかった。うかつなこと言えないが、若干サクラの香りがしないでもない。

悪い評価も

すぐ落ちて、先に進まない。

金額が出るまではすごく早かったけど買取店より大分安かったので今回は見送らせてもらいます。

3分で入力力可能と言っても、最後まで入れて値段が出ないのはいただけないですね。データだけ取られ損という感じで。

出典(上記口コミ全て):App Store

あとは「査定完了まで進まない」という内容もちらほら。

まだリリースして間もない状態でもあるので、こういった内容はバージョンアップで徐々に改善されていくだろう。

また、「レシート買取アプリ」として話題になった「ONE」ともコラボしている。

そもそもなんで買取査定できるのか?

最近流行りつつある「買取アプリ」だが、そもそも車みたいな高額なものがなんで写真を撮っただけで査定できるのか?という疑問は誰しも思うところ。

そもそも論として、車買取査定の仕組みがわからない人でも、「査定して買い取ったはいいけど状態の悪さがあとで見つかったりして思った以上に価値が下がるとか無いの?」という余計な心配もしてしまう。

これには運営側としてしっかりした理由があるようで、要するに店舗も無ければ査定士もいない。

接客もないので従来のビジネスモデルよりも圧倒的にコストを下げて運営ができるからだそう。

それによって、状態が思ったよりも悪い車を仕入れたとしても既にそのロスを折り込んだ上で買い取り、結果として利益がしっかり残るビジネスモデルになっている、とのこと。

確かに固定費がほぼ無いのはかなり大きい。

DMMオート利用の流れ
  • STEP1
    アプリを立ち上げ車を撮影

  • STEP2
    AIがビッグデータを元に査定
  • STEP3
    査定額に満足できれば売買成立
  • STEP4
    車の引き渡し
  • STEP5
    入金

査定にはDMMが独自で持っている中古車買取相場価格をリアルタイムでAIが分析して判断しているとのこと。

AIなので、今まさにテレビなどで話題になった車など多角的な視点で査定することも可能になっているという。

まさに今どき、これからの時代を担う可能性が高いAIデータを車査定に持ち込んだ形だ。

こんな人なら使ってみても良いのでは

下記のような人であればDMMオートを有効活用できるかもしれない。

DMMオート利用に向いている人
  • とりあえず査定がいくらになるのかを知りたい
  • 営業マンとのやり取りが苦手
  • とにかく面倒なことは避けていくらでもいいから買取して欲しい

超手軽にスマホ一台で査定を受けられる仕組みはこれまでの訪問査定や持ち込み査定と比べれば、手間を考えると革命と言ってもいい。

UIもかなり研究されているし、若い世代にも受けが良さそう。

「とりあえずいくらか知りたい」という場合は全然使ってみても良いアプリなのは間違いない。

また査定に持っていくのは面倒でヤダ、いちいち業者とやり取りしたくないし、という人の場合もササッと気軽に利用できるので使い勝手は良いといえそうだ。

在庫を持たない仕組みという点におけるユーザー側のデメリットは

店舗もなければ査定士もいない、いわば固定費を削減しきったビジネスモデルは秀逸だが、DMMとしても利益を上げなければビジネスとしては成り立たない。

それは在庫を持たない仕組みから考えても、相場よりも安く買うという一点に置いてDMMのビジネスモデルが成り立つことを意味する。

つまりユーザー側の唯一にして最大のデメリットは「買取相場よりもかなり安い価格で買取額が提示される可能性大」という点に尽きる。

DMM側としては買い取った車を必ずどこかの業者に転売することになる。

つまり相場以下で買わないと利益が出ないというのは仕組み上明らかであろう。

ユーザー側としてはこの点を認知した上で利用したほうがいいのは間違いない。

ただしこの弱点を克服するためにDMMは新たなサービスを提供することでそれをカバーしている。

それが下記に続く「ウルモビ」だ。

「ウルモビ」なるサービスもローンチ

DMMオート運営のDMM.comはオンライン自動車査定予約サービス「ウルモビ」を2020年2月6日からスタートさせた。

DMMオートの場合は買取査定自体をDMMオートが行い、そのまま買い取るといった流れだが、ウルモビの場合は事前に一般買取業者の査定が入る、という点で異なる。

ウルモビの査定の流れ
DMMオートの査定前に買取業者の査定も入る

DMMオートだけの査定だとどうしても査定額が低くなったり、競争自体が起こらない仕組みになっているため高値売却を狙いづらかった。

この弱点を克服する形で仕組みを作りサービス化したのがウルモビだと言えよう。

また、一般的なオンライン一括査定の場合は仕組み上個人情報を買取業者に対して必ず提示しなければいけない流れになっている。

それに対してウルモビの場合はDMMオートの流れに乗るため、買取業者に対して個人情報が流れることはない。

WEBサイトで情報を入力するだけで相場価格が分かり、査定の予約に際しても、加盟店に個人情報を渡すことなくオンラインで完結するので電話がかかってきません
(本人認証と取引に関するやり取りのために、ウルモビ事務局には電話番号をお知らせいただきます)

引用:https://inside.dmm.com/

DMMオートだけでは査定額がちょっと不安、と感じられていた人ならDMMオートを使うよりも、ウルモビを使ってみたほうがいいだろう。

DMMオートと同じようなサービス形態は他にもあるか?

スマホで写真を撮って車査定できるサービスは2020年3月の時点でDMMオート(+ウルモビ)の1社だけ。

引越し見積もりサービスで提供されているアプリはあるが、写真を撮って査定できるのはDMMオートだけと行った状況。

ただ写真は撮らないけど、情報入力だけで査定が受けられるサービスはいくつかあるのでご紹介しておく。

ガリバーオート

ガリバーオート

中古車業界最大手ガリバーもアプリ+AI査定に乗り出してきた。

大量のビッグデータを保有している以上当然の流れと言える。

仕組みはDMMオートとほぼ同様で、アプリインストール後に写真や車検証を撮ってガリバーに送信すると査定額が出る仕組み。

その後売るも売らないもユーザーの自由。

こちらもDMMオート同様さほど高い買取額は望みづらいと考えられるが、とりあえず査定額を知りたい場合には無料で使えてこちらのリスクもない。

ガリバーオート(公式サイト)

車査定・買取の窓口

車査定・買取の窓口

このサービス1社にWeb上で情報入力して連絡すると業者側で「この車ならいくらで買いますか?」と買取業者に対して一斉に連絡。

一番高い買取額を提示してくれた業者だけを選別して提示してくれる、といった流れだ。

ただしこちらのサービスは何社が加盟しているのか、またどんな流れで業者を選んでいるのか詳細は明らかにされていない。

車査定・買取の窓口(公式サイト)

MOTA車買取

モータ車買取

MOTA車買取は通常の一括査定と同様に愛車の情報入力するとウルモビ同様勝手にサービス側で買取業者が査定を行ってくれて、査定結果がWEB上で確認できる、というサービス。

つまりサービス側からも買取業者側からも一切電話連絡がない、という徹底ぶりのサービス形態。

WEB上で示された複数の買取業者の査定に満足できた場合に、こちらの任意で業者からの連絡を待つ、という流れだ。

オンライン一括査定の更に新しいサービスとして注目を浴びている。

MOTA車買取(公式サイト)

楽天Carオークション

楽天Carオークション

オートオークション形式で人気のあった「カープライス」というサービスがありましたが、楽天と合併して「楽天Carオークション」として刷新された。

カープライスはロシアの会社であったが、日本人なら誰もが知る楽天が運営するとなればより安心して活用できると言えよう。

このサービス、一般的なオートオークションの仕組みを個人取引にも取り入れており、実際に買取業者間でオークション入札形式で価格が決定される。

楽天カーのオークションアドバイザーがご自宅に訪問して最低希望落札価格をアドバイス。

ただし希望落札価格に達した場合はそこで入札が終了になるため、「ハイアンドロー」のような価格になる可能性があり、更に売却が決まった場合は楽天に22,000円の成約手数料を支払う点がデメリット。

面倒な複数訪問や電話を避けつつ、楽天という安心感で活用したい方向けのサービスだ。

楽天Carオークション(公式サイト)

ユーカーパック

ユーカーパック

ユーカーパックは最大5000社に情報が公開されてオークション形式で愛車が査定される仕組み。

こちらも複数社から一斉に電話がなるようなことはなく、ユーカーパックスタッフの査定士が自宅に来るか、自分で提携ガソリンスタンドに行って査定を受けることに

煩わしさもなければ業者数も最大級なのでベストチョイスと言ってもいい査定と言える。

やはり実査定を受けるほうがより正確に車の情報が伝わるため、最高値付近で売却するためにはもってこいのサービスと言っていいだろう。

ユーカーパック(公式サイト)

DMMオートを使いつつ限界まで査定を上げるには?

DMMオートの使い勝手が良いのは十分理解できたが、肝心の高値売却ができるかどうかは実際やってみないと分からない。

またDMMが一番高く売れるかどうかも全然わからないのは正直なところ。

どうせ売るなら予想以上の高額買取をお願いしたい!という人の場合はやっぱりDMMオートだけで終わらせるのはNGと言わざるを得ない。

高額買取の超基本は「如何に業者さんたちに競ってもらうか」この一点しかないのも事実。

もちろんDMMオート単体よりも手間はかかるが、それでも下記のような査定差額が出るとすれば話が変わってくる人も多いはず。

比較見積もりするだけでこれだけの差額が

たくさんの業者に見てもらうほど査定額がグングンあがりやすくなるため、手間を惜しまずやれる!という人ならぜひ複数業者に見てもらうのもおすすめだ。

もちろん、DMMオートのようにできるだけ手間をカットして査定してもらうのも楽だが、やはり業者間でリアルに競り合って貰う現場の緊張感に勝る方法はないとも考えているし、効果もバツグンだった

続きについては下記記事をぜひ参考にしてみて欲しい。

「CASH」も車買取サービス実施

DMMが70億円で買収したことで話題になった株式会社バンク (本社:東京都渋谷区、代表取締役兼CEO:光本勇介氏)が運営する「CASH」も車買取のサービスをローンチ。

買い取りの仕組みはDMMオートと基本同じ。スマホで撮影したら査定してくれるわけだが、根本的に違うのがその場で即50,000円がCASHウォレットに入金されるというもの。

中古車業界大手のネクステージと連携することで実現したサービスだが、同じDMMで異なる2形態の車買取サービスを走らせるなんてさすが異端児DMMと言ったところか。

亀山社長自身も「カオス」と言い切っている。

5万円即日で貰えることに最大限の価値を見いだせる人ならアレだが、どうせならDMMオートで査定してもらって、5万円以下ならCASHに売るという感じか。

スッと理解するにはなかなか難しい印象だが、、、賢い人達は奥の奥まで考えている、のかもしれない。

CASH公式サイト
https://cash.jp/

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