オデッセイ/オデッセイハイブリッド新車値引きを最大限上げるための交渉術と下取り車有効活用法

新型オデッセイ

出典:http://www.honda.co.jp/ODYSSEY/

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販売価格値引き目標値引き限界額
298~393万円31万円70万円 ※1

※1:オプション含めた値引き実績値

エンジンJC08燃費実燃費※2
ガソリン車12.6km/L8.9~12.6km/L
ハイブリッド26.0km/L15.5~18.9km/L

※2:実燃費は「e-燃費」のデータから参照

箱型ミニバンよりも10cm以上低い全高で、LクラスとMクラスの中間に位置する低重心ミニバンの代表車。

走りは先代よりもややマイルドにはなったものの、走りを重視しつつミニバンに乗りたい人の希望を叶えている車。ホンダセンシングも全グレード標準装備となっている。

ただ、ミニバンを購入する層は走りよりも快適な空間や広さを重視する傾向があるため、売れ行きはやや伸び悩んでいる状況。

著者もデビュー当時から好きな車だが、どうしても背の高いミニバンの方に目は行きがち。だけど根強いファンがいるのも確か。

これからオデッセイを購入するなら、人気に陰りが出ている今はチャンスが大きいともいえる。徹底的に値引きする方法について詳しく解説する。

オデッセイを値引き購入するための基本3ステップ

①ライバル車との競合

メインのライバル車はアルファードとヴェルファイア。余裕があればエスティマとエルグランドを競合させても面白い。

アルファード

ヴェルファイア

エルグランド

エスティマ

②同士競合

オデッセイはホンダカーズ店の取り扱い。資本の違うカーズ店を回ってオデッセイ同士で競合させるために見積もりを複数とる。

③諸費用カットはもちろんオプション付属品の値引き

納車費用やガソリン代満タンは当然として、値引きに一番大きな差が出るオプション用品もしっかり値引き交渉。最大で45万円の実績あり。

値引きの相場は?【実績データ】

購入時期グレード車両
値引き
オプション値引き地域
2019年6月ハイブリッドアブソルート ホンダセンシング35万円5万円茨城
2019年4月ハイブリッドアブソルート EXホンダセンシング40万円10万円長崎
2019年3月ハイブリッドアブソルート EXホンダセンシング30万円10万円兵庫
2018年12月ハイブリッドアブソルートEX ホンダセンシング25万円10万円大阪
2018年12月ハイブリッドアブソルートEXホンダセンシング35万円0万円東京
2018年10月ハイブリッドEXホンダセンシング10万円25万円福岡

出典(オデッセイ):https://kakaku.com/

出典(ハイブリッド):https://kakaku.com/

結構酷評も多い中、実際に購入した人の評判は上々で、特に他のミニバンと大きく違う走りの良さが評価されている印象。

値引き額の実績でも50万円近い金額で値引き成功されている強敵(とも)がいる。

ヴォクシーでそれは凄すぎです????
自分は新型のオデッセイ乗ってますが値引き46万5000円でもお疲れ自分と思ったのに??笑

— ?ふるたく? (@Furutaku_DQMJ3P) January 6, 2019

昨日車屋行って即決しますた。オデッセイ48万値引きして貰えたんです(? *`?´ * )??

— さおり(株初心者) (@HJMLLaE1EomLWoj) January 6, 2019

また、他のミニバンの場合は「高い!」という意見が多い中、オデッセイは「妥当」「先進機能付きでこの価格なら安い」といった声が。

3ナンバーミニバンの中では安全装備を考えるとお値打ちな価格設定。コストパフォーマンスはとてもいいと思います。

出典:https://kakaku.com/

また、実際値引き購入した人の中で、前車の買取額を自力で頑張って上げたことで実質安く購入した方の声もあった。

購入したのはガソリン車アブソルートホンダセンシングXアドバンス。メーカーオプションはリヤエンタシステムのみ。ディーラーオプションはサイドバイザー、サイドマッドカード、ステップイルミネーション、後ろ席ガラススモークフイルムで総額400万でした。値引きは40万円。下取り車は買取店をかなり回って40万円なので、実質320万円で購入できました。

出典:https://kakaku.com/

また、交渉に交渉を重ねた結果、73万円値引きという破壊的な金額を引き出した例も出ている。

1週間後、ホンダから「店長を交えて話がしたい」との電話が入ったので、出向いてみる。こちらが「今日は一発勝負でお願いします!」と言うと、67万円引きを提示。さらに粘って73万円引き+ガソリン満タンで決着

出典:グーネット

値引き相場のワンポイント

ライバル車が好調な中、オデッセイ自体の売れ行きに陰りが見えていることもあって車両本体値引きは全体的に高め。粘強強くライバル車と競争させることで値引き額の拡大は高確率で見込めるはずだ。ただオプション値引きは他社よりも低めだが、そもそもそんなに付けるものがないほど装備が充実している点が挙げられる。

では具体的にどのように値引き交渉を進めたらいいのか、ライバル車との競合はもちろん、下取り車の査定までアップさせる方法を駆使すれば、値引き相場を超えられるのはもちろん、オデッセイを限界まで安く購入することが可能になる。

具体的な商談の方法まで流れを詳しく解説しよう。

競合方法と実際の商談はこうやろう

①まずはライバル競合車から見積もりを取りに行く

大幅値引きをゲットするためにはライバル車との競合がとても重要。オデッセイ購入をほぼ決めていたとしても、ライバル車の見積もりは取りに行くこと。

中でもアルファードとヴェルファイアは直接的なライバル車になるため、グレードを同じ価格帯で合わせて見積もりを取ろう。

ハイブリッド同士とかではなく、同じ価格帯(=自身の予算)で並べて比較することがポイント。

②次にオデッセイの見積もりを取りに行く

ホンダカーズ店にオデッセイの見積もりを取りにいこう。

事前にライバル車の見積もりをとっておくことで、オデッセイ自体の装備の違い、車両とオプションの値引き幅が見比べられる。

③オデッセイ同士で競合させる

経営資本の異なるホンダカーズ店でオデッセイ同士の見積もり競争をさせるために複数店回る。

在庫車があるかどうか、またあるならそれを狙っていけば更に値引き拡大が見込めるだろう。

④お店を2~3つに絞って最終交渉

ここまで取得した見積もりを並べて比較、一番いい条件を出してくれた上から2つ、3つの見積もりを持って最終交渉に。

ここで車両とオプションの値引きはほぼ限界を迎えることに。

⑤最後に下取り車の査定競争を実施

一番大きな値幅が出るのがこの下取り査定価格。

買取店を絡めた上でディーラーとも交渉することで、プラス10~20万円上乗せできる確率が大幅に上がる。

商談の具体的な重要ポイント

車や装備品、付属品などオプション値引きについてはディーラー営業マンも毎日行っているためよく心得ている。

もちろんどんなライバル車をぶつけてこられるのかも把握しているため、単純に「他と迷っている」と伝えてもかわし方ですら分かっているはずだ。

だからといってライバル車競合はやらないよりもやったほうが確実に効果は見込める。

ユーザーである私たちが「本気で迷っている」印象を伝えることで、営業マンとしてもお客さんになってもらうため真剣になってくる。

では、どんな点で迷っているのかを伝えたらいいのかという話になるが、それが「ライバル車との合わせきれない違い」。

購入予算の上限を決めた上で、ライバル車とオデッセイのどこが違うのか、どこか魅力あるのか、または魅力に欠けるのかをしっかり把握した上で伝えることが重要になる。

ここでは、一番のライバル車アルファードとの違いについて一覧でまとめた(ヴェルファイアもライバル車だが、外観以外はアルファードと全く同じ内容になるため割愛)。

【交渉ポイント】オデッセイとライバル車アルファードとの比較項目

項目オデッセイアルファード
グレードHYBRID ABSOLUTE

Honda SENSING EX

S”Aパッケージ・TYPE BLACK”
車両本体400.0万円392.6万円
エンジンハイブリッドガソリン
エコカー減税100%免税対象外
グリーン税制75%免税対象外
燃費24.412.8
ナビMOP
190,000円
DOP(T-Connect)
159,840円
スピーカー68
ACC標準MOP
歩行者検知×
踏み間違い防止アシスト標準MOP
リアビューカメラ標準DOP

17,280円

※MOPは「メーカーオプション」、DOPは「ディーラーオプション」の略

上記一覧を見てもらえば分かる通り、車両本体の価格を揃えた場合に車の性能や機能、装備品やオプション品に大きな違いが出てくるのが判断できる。

言い換えると、この違いがそれぞれの車のメリットデメリットになるということなので…

これを条件に交渉をかけていく。

例)トヨタでの商談風景

オデッセイは同じ値段でハイブリッドが買えるし燃費も格段に上がるから、奥さんが「家計的にオデッセイがいい!」って言ってるんだよね。

エコカー減税の減額分はデカいなあ。その分オプションに回せるし。

安全機能が片っ端からオデッセイに負けてるよね。ホンダセンシングも高速だと評判いいし。

このように、「本当は欲しいと思っているけど、弱点で迷っている」という意思を伝えれば、どうしても売りたいと思っている営業マンならなんとかしようとする。

(それはもう値引きがオプションサービスしか手がないのだ。)

逆にホンダでも同様の交渉ができるだろう。

例)ホンダでの商談風景

ナビがアルファードよりも3万円高いよね。この分は値引きできるの?

社内の音はこだわりたいから、スピーカーは8個にしたいんだけど…

またオデッセイ同士の競争の場合なら、もし車両自体の値引き額が同等ならオプション、特にディーラーオプションで差をつけてくれることは往々にしてある。

オデッセイ同士が最終的には細かな用品サービスをゲットしやすいので、ぜひ同士競合も行ってみてほしい。

営業マンを手玉に取るくらいの営業力、つまり「自分はオデッセイもライバル車もこれだけ勉強してきてるんだよ?」感をグイグイと伝えられれば、商談の主導権をがっしり握りやすくなるであろう!

カタログもWEBで見れる
オデッセイアクセサリーカタログ

人気グレード

ハイブリッドアブソルート ホンダセンシング

ハイブリッドアブソルート ホンダセンシングが一番売れている

最上級のアブソルートEXホンダセンシングと比べて下記の装備が省かれている。

・マルチビューカメラシステム
・パーキングセンサーシステム
・後退出庫サポート
・斜め後ろの車両検知
・トリプルゾーンコントロールフルオートエアコン
・1列目ヒートシーター
・助手席パワーシート

それでも価格は約21万円ほど安くなっている。
カメラやセンサー系を使った安全装備の有無に違いがあるので、それらが必要という場合はEXを選んだほうが良いけど、現状ではこのグレードが一番人気。

ちなみにガソリン車、ハイブリッド車ともにほとんどアブソルートしか売れてないと言っても過言ではないほどアブソルート系が人気。

人気ボディカラーTOP3

順位ボディカラー
1位

プレミアムビーナスブラックパール:40.7%

2位

ホワイトオーキッドパール:40.0%

3位

クリスタルブラックパール:27.4%

ボディカラーのワンポイント

上位のミニバンはほぼ全車「1位ホワイト、2位ブラック」という人気順になっているが、オデッセイだけやや青みが掛かった濃いめの紫ビーナスブラックパールが1位。人気のボディカラー=下取りの時に高く売れる、の公式が成り立つので、リセールバリューまで考えた場合は人気カラーを購入するのが賢い選択だ。

オデッセイを実際に購入した人の口コミ評価や評判は?

結構な酷評をしている人が目立つオデッセイだが、恐らくそれは買ってない人の口コミ。

買ってない人はオデッセイが嫌いだから悪くいうのは当たり前なので、実際に買った人の評価がどうなのかを見たほうが何十倍も参考になるはずだ。

特に目立ったのが、「価格はそれほど高くない」という声。他のミニバンでは高い高いの連発だが、その点が他車と違う印象だ。

良い評判

スポーツミニバンなので優雅に走りたい人向けではなく、走りも広さも欲しい人向けだと思います。個人的にはかなり買って正解でした。

ヴェルファイアと迷いましたが、買ってよかった一番の理由が「全くストレスがない走り」。内容を考えればこの価格帯は妥当です。

なぜあまり人気がないのか分かりませんが、ハイブリッドで燃費も素晴らしいのに走る。センシングは高速でかなり使えるし、大満足しています。長く乗る人こそ乗って欲しい。

天井はライバル車よりやや低め。

悪い評価

カタログに「走るラウンジ」と書いてありましたが言い過ぎ。運転席はそうでもないですが、2列目の座面が短くて乗り心地が悪いです。乗ってるだけだと痛感できます。

エスティマから乗り換えましたが、内装の質感が落ちた印象。シンプルでいいといえばいいのかもしれませんがこの辺はもう少し頑張って欲しかった。元々の収納が少ないのでカーショップで購入しました。

アルファードから乗り換えましたが疲れ方が断然違うのでそこはいいのですが、内装はトヨタ車のほうが断然上ですね。この価格帯ならシートヒーターも必須では?ただ、走りはホンダを再認識できます。

やっぱり新車がいいけど価格的にちょっと、という場合は

誰でもやっぱり新車が欲しいが、一番のネックは金額。

そんな時に検討してみたいのが「未使用車(新古車)」。

下記の画像を見てみてほしい。

オデッセイの未使用車

これ、オデッセイの未使用車だが、アブソルートホンダセンシングの新車車両本体価格が3,326,400円(2019年7月現在)。

つまり、走行距離0km新車同様のオデッセイがいきなり30万円以上安く買える状態になっているってこと。

「でも新古車なんてなかなか見つからない」、という場合でも下記サービスを使えば見つけてもらえるかもしれない。

ズバット車販売
https://www.zba.jp/car-hanbai/

状態は新車同様だけど、展示用に移動するため既に登録者となっているのがいわゆる新古車。

ほぼ使ってないので未使用車とも呼ばれるが、車は登録した瞬間にガクンと価値が下がる。だけど状態はほぼ新車のまま。

私たち一般ユーザーはこういった車をなかなか見つけられないが、ズバット車販売では状態の良い中古車も含めて探してくれるので便利。

車自体には10年保証が付いて、万が一の返品もOK、運営会社は上場会社なので安心感がある。

値引きよりも高確率で上乗せできるのが下取り査定額

値引き相場の口コミでも少し紹介したが、下取り車の査定は命綱と言っていいほど価格が大きく揺れる。

一般的にはそのままディーラー下取りに出してしまうことがほとんどだが、一旦下取り査定だけは実施してもらった上で中古車買取専門店に査定をしてもらうことを強くおすすめしたい。

ディーラー下取りは普通に出してしまうと、下取り相場価格よりも大幅に安くなる可能性大。

実際著者も買い替えの際に下取りに出してみたが…。

結果、査定額は0円。

ところが、一括査定を使って5社の買取専門店に一気に査定してもらった結果、52.1万円で買い取られていった。

実際に我が家で使った一括査定でも、査定競争をしてもらうことで下記のような結果になるデータが。


買取が命の専門店同士を競争させるとこんな結果に。

最終的にはディーラー下取りと買取店の競争でフィニッシュ

一括査定を使うことで、恐らくびっくりするくらいディーラー下取り査定額とかけ離れた高値をゲットできることに繋げられる。

そこでゲットした買取店の見積もりをオデッセイディーラーに持っていき、最後の交渉をしよう。

「この査定額よりも下取り額を高くしてくれるならもうオデッセイ買うから!」

目の前に買ってくれるお客さんが出す条件なら、ディーラー営業マンもなんとかして策をひねり出すためあちこち駆けずり回る。

車両の値引きは無理でも下取り査定額なら全然対応しやすいのだ。

ここはぜひとも行っておきたい商談のクライマックスとして活用してみてほしい。


(ちなみに我が家の下取りとの価格差は52.1万円だった)

では一括査定ってどこのサービスを使えば一番いいのか?という点について、選びやすいように解説している。

更に10万円下げる方法がコレ

新車買うときにセットで付けがちなのがナビだが、ここはちょっと見直しの余地ありだ。

今の時代スマホで超高性能なカーナビが無料アプリで取得できることは周知の事実。

もちろんモニターは欲しいと思うので、TVとDVDが再生できる社外品モニターを付けるだけでオデッセイの純正ナビ16万万円がカットできるのだ。

ぜひご検討あれ!

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