ヴォクシー/ヴォクシーハイブリッドの新車値引き方法&具体的な交渉方法を深掘り解説

出典:http://toyota.jp/voxy/

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販売価格値引き目標値引き限界額
246~326万円28万円80万円 ※1

※1:オプション含めた値引き実績値

エンジンJC08燃費実燃費※2
ガソリン車16.0km/L10.8~11.7km/L
ハイブリッド23.8km/L16.4~16.7km/L

※2:実燃費は「e-燃費」のデータから参照

いわゆるトヨタミニバン三兄弟と呼ばれる車種がノア、エスクァイア、そしてこのヴォクシー。

ノアは丸みがあって万人向け、エスクァイアは内外装を豪華にした見た目重視、このヴォクシーはエッジが効いた外観でスポーティーさを求める人に受けて、発売からずっと売れ続けている。

中でも一番の売れ筋がガソリン仕様のZS(7人乗り)。ハイブリッドも売れているが、若干パワー不足感があることに加えてガソリン車よりも約50万円上がるため、普段の燃費を求めるか?それとも初期費用を抑えるか?この点が判断の別れどころ。

ミニバンの中でも常に販売ランキング上位をキープする人気車ヴォクシーの値引きについて、値引き相場の実績データや具体的な交渉方法、下取り車の有効活用方法など、今まさにヴォクシーを購入しようかどうか検討中の方に参考になるよう情報てんこ盛りで解説しているので参考にしてみてほしい。

まずは値引きに最低限必要な3つの手順を押さえておこう

ライバル車との競合

ライバル競合車はセレナ、ステップワゴン、ノア、エスクァイアの4車種。

できれば4車種全部に対して見積もりを取るのがベストだが、時間が無い場合は最低セレナかステップワゴンのライバル他社車種だけでも見積もりをとっておこう。

特にセレナ。「ミニバン販売台数No.1」を掲げているので、ライバル意識は相当高い。時間がない場合は最低セレナだけは競合させるのが必須。

同士競合

トヨタ同士の競合はヴォクシーを扱うネッツ店同士を中心に見積もり競争させる。回れる時間があればカローラ店のノア、トヨタ店・トヨペット店のエスクァイアも。

オプション値引きと諸費用カット

最大40万円のオプション値引きをゲットした強者も。最終交渉では端数カット、車庫証明書費用、納車費用のカットに加えて、ガソリン満タンもお願いすれば大体応じてくれる。

値引き相場データ実績値

購入時期グレード車両
値引き
オプション
値引き
地域
2019年3月ZS 煌II50万円20万円福岡
2019年3月ZS 煌35万円10万円東京
2018年12月ZS煌60万円20万円愛知
2018年7月ZS煌35万円25万円大阪
2018年4月ハイブリッドZS煌Ⅱ20万円30万円大阪
2018年2月ハイブリッドZS煌35万円25万円東京

出典(ヴォクシー):https://kakaku.com/

出典(ハイブリッド):https://kakaku.com/

車両本体だけの値引きで見ても、平均して25~30万円は狙える数字だというのが分かる。

マイナーチェンジ前で型が古くなる寸前に購入すれば、下取り併せて100万円オーバーの大台値引きも引き出せた実績も出ている。

私は過去にウィッシュZで30万、ヴォクシーZで40万の値引きを勝ち取った経緯もあるため営業さんも心得たもので…

結果として9年落ち車検寸前の7系ヴォクシーZの下取り価格と本体、オプション合計の値引き価格の合計が約110万まで引き出せました。(7系ヴォクシーZの下取り価格は最初40万でしたが、最終的には52万になり値引き合計から引くと値引きだけの金額は58万くらいになります)

出典:https://kakaku.com/

値引前の総額430万 80万値引き 下取り50万 (5年落ちの軽)ラビットやガリバーでは45万でした。支払合計300万just 過去これ程の好条件で新車を購入できた事はありません。

出典:https://kakaku.com/

普通に40万、50万円値引きは出ている状況なので…

40万円値引きの方↓

50万円値引きの方↓

これくらいは最低目標として持っていきたいところだ。

値引き相場と交渉のワンポイント

下取り車を抜いてもオプション含めて58万円の値引きは出来過ぎ感といっても過言ではないくらいの大幅値引きではないだろうか。いくら型落ち前と言っても一度の交渉でここまで値引き額が出ることはほとんどなく、ライバル車との競合や何度もじっくり交渉を重ねた結果で生まれる結果。

ディーラーは車両値引きとオプション値引きを分けて感がているので、商談の際にはそれぞれ別で交渉を進めていくのもコツだ。

では具体的にどのように値引き交渉を進めたらいいのか、ライバル車との競合はもちろん、下取り車の査定までアップさせる方法を駆使すれば、値引き相場を超えられるのはもちろん、ヴォクシーを限界まで安く購入することが可能になってくる。

具体的な商談の方法まで流れを詳しく解説しよう。

商談と交渉の具体的な流れと活用すべき手段

①まずはライバル車(他社)の見積もりを取ってくる

一番競合効果がある他社車種、ここではセレナとステップワゴンの見積もりを取ろう。セレナは日産全店、ステップワゴンはホンダ全店での取り扱い。

特にこの2車種はヴォクシー、ノアをライバル視しているため、「ヴォクシーも検討している」という意思を伝えた上で見積もりを取るのがコツ。

②ヴォクシーの見積もりを取る

ヴォクシーはネッツ店での取り扱い。近場のネッツ店に行って値引き込みの見積もりをもらおう。

③トヨタ同士で競合させる

同じ資本のトヨタのお店ではなく、経営している会社が違うネッツ店で更に見積もりを取ろう。

同時にノア、エスクァイアも見積もりを取れればベター。ノアはカローラ店扱い、エスクァイアはトヨタ店とトヨペット店扱いだ。

④お店を2~3つに絞って最終交渉

全車種見積もりを取った中で大幅な値引き額を出してくれた好条件の見積もりを2~3つに絞る。

そしてヴォクシーで一番良い条件を出してくれたお店にその見積もりを持参して再度交渉をかけていく。

⑤下取り車の価格交渉

新車の値引きは車両本体、オプションそれぞれでどうしても上限が決まっている。無限な値引きなどはありえない。

それを打ち破って破格値の金額を打ち出せるのが「下取り車の交渉」だ。

中古車買取専門店と比べるとディーラー下取りは平均して10~20万円は安く下取りされるため、ここが最大の山場だ(後ほど詳しく解説する)。

商談の重要ポイント

ライバル車との競合がなぜ重要かといえば、他店に持って行かれたくないのはもちろん、私たちユーザー側の立場としても同グレードの車種間で車の機能自体の比較やオプションの比較をすることができるためだ。欲しいと思っている機能、例えば最近で言えばトヨタの先進安全装備「Toyota Safety Sense C」や日産の「プロパイロットシステム」、ホンダの「Honda SENSING」など、事故の確率が減るシステムが付いているだけで安心感はかなり増す。

もちろん欲しいナビやそもそも形が大きいミニバンでは付いていると有り難いアラウンドドビューなども、ライバル車には付いているけど欲しいと思っている車には付いていない、となれば、値引き交渉の材料が広がっていく。

事例で出してみるとこんな具合だ。

「歩行者検知機能がステップワゴンには付いてるのにヴォクシーにないのがちょっと痛いなあ(チラッ」

「日産のプロパイロット、車線維持支援とオートクルーズが一緒になってて凄いね、自動ブレーキも付いてるし♪」

「駐車が怖いからアラウンドビューが欲しいけど、セレナには付いててヴォクシーには付いてないしなあ(横目で」

ライバル車には装備されているのにヴォクシーには付いていない装備などを挙げつつ、欲しい機能がないしどうしようかと迷っている感じが営業マンに伝わればOK。

と同時に、競合車の見積もりを取る際にも同様の内容を伝えることも忘れずに。

例えばライバル車を見に行った際には、下記のように伝えてみましょう。

「ヴォクシーの外観が一番気に入ってるんだけど家族はノアのほうが良いって言うから迷ってるんだよね~」

「同グレードだとエスクァイアのほうが14万円くらい高くなっちゃうからちょっとキツイんですよね(目線をそらしながら」

「やっぱ見た目はヴォクシーが一番かっこいいんだよね…(ふぅ」

こんなトークで「どれにしようか本気で迷っている」「あとは2車種でどっちにしようか決め兼ねている」という雰囲気を伝えれば、ディーラー営業マンとしてもあとは値引き条件やオプションサービスを付けかどうかの判断に入るしかなくなるだろう。

人気グレード

ハイブリッドZS煌Ⅱ(特別仕様車)

グレード「ZS煌」が売れてる人気の理由

マイナーチェンジ後は一番人気だった特別仕様車「煌Ⅱ」が一旦なくなり、ガソリン車のZSが一番人気になったが、特別仕様車でやっぱり出てきた「煌Ⅱ」。

そしてそのハイブリッドの人気が高まってきている状況。

ハイブリッドZSよりも9.4万円高いが、約6.2万円の運転席側パワースライドドア、リアオートエアコンが付くので差額が吸収されている。

あとはデザインの違いが大きいので、趣味に合うのかという条件があるが、将来の下取りでも特別仕様車のほうが高い査定を期待できるためこちらのほうがおすすめ。

■【Toyota Safety Sense C】 紹介映像

人気ボディカラーTOP3

順位ボディカラー
1位

ホワイトパールクリスタルシャイン:43%

2位

ブラック:38%

3位

ブラッキッシュアゲハガラスフレーク:8%

ボディカラーのワンポイント

他ミニバンだと白が圧倒的に人気が高いけど、ヴォクシーになるとやや白がリードする割合に。黒のヴォクシーもキリッと締まっていて個人的には一番カッコイイと感じる。リセールバリューを考えた上で買うなら、やっぱり白か黒に落ち着く。不人気カラーと比べて査定時に10万円単位で変わることも普通にありえる。

値引き交渉を行った上でヴォクシーを購入した人たちの口コミ評判

良い評価

プリウスからの乗り換えです。燃費は当然がくんと落ちましたがミニバンなのでやっぱりこの広さは快適です。乗り心地も文句なし。値引きが25万円台だったのでもう少し安くしてくれたら大満足でした。

加速について遅い、スタートが重いなどの評判を見ていた為不安でしたが個人的にはとてもスムーズです。内装にややチープさを感じるけどこのクラスならこんなもんではないでしょうか。

高速はまだ乗っていませんが、ハイブリッドで今のところ平均15、6くらい。アルファードからの乗り換えなので燃費の良さに驚いています。総合的にはアルファードに及ばないけど、価格感では安い買い物でした。

悪い評価

ZSに標準装備されているクルーズコントロール、期待していましたがセレナやステップワゴンと比べてやや微妙。セーフティセンスCの歩行者未対応も疑問。スイフトに付いているのに。

マイチェン後にどうしても欲しくなったが予算不足。下取り車でなんとかカバーできましたが車両本体のみでオプションからの値引きゼロ。欲しい気持ちが上回って購入しましたが質感に比べて高すぎる気がします。もうこれで10年は乗らないと。

完全に見た目に一目惚れして衝動買いの勢いで購入。内装は可もなく不可もなく、燃費も普通。3年で乗り換えるつもりだったのでハイブリッドを選ばなかったけど、本当に普通のミニバン。またお金貯めます。

中古か新車か迷っている場合は未使用車を探してみよう

外観に惹かれて購入する人も多いヴォクシー、エコカー減税を踏まえても人気のZSなら総支払額で300万円オーバー、ハイブリッドなら更に約50万円の上乗せが必要になるため、新車購入を躊躇している人も多いのではないだろうか。

それを踏まえて下記画像を見てほしい。

ヴォクシーZSの未使用車

ZSの新車車両本体価格が2019年7月現在で279万円なので、新車なのに既に20万円安くなっている。

これがいわゆる「新古車」とか「未使用車」と呼ばれているヤツだ!

そんな場合は、未使用だけど中古車扱いのいわゆる「新古車」を探してくれるサービスがあるのをご存知だろうか。

ズバット車販売
https://www.zba.jp/car-hanbai/

仮に新古車がなかったとしても、中古で程度の良い希望価格のヴォクシーを見つけられる可能性もある。

1万キロ以下で乗り換えてしまう人も意外と多いため、新車に近い状態で安く手に入れられるかもしれない。

利用は無料なので、一度試してみるといいだろう。

下取り車の徹底活用が値引き以上の効果を引き出す鍵

乗り換えの際にはそのままディーラーに下取りしてもらうという人が全オーナーの60%を超える状況。

では残り40%の人はどうしているかと言えば、ディーラー下取りではなく買取店に引き取ってもらっているようだ。

ディーラーでは下取り車はあくまでもおまけ的存在なので、そのまま出しても決して高く査定してくれることはほぼ無いと見ておいていい。

つまり、この下取り攻略こそが苦労して車両本体の値引き交渉をするよりも重要なポイントになってくるといった具合だ。

やはり一括査定を使って買取店同士で見積もり競争してもらうと、予想以上の高値買取に繋げられる確率がグッと高まる。

買取店同士の競争も査定額アップのポイント

上記の例で差額が出れば、欲しかったオプションが付けられるのはもちろん、ワンランク上のグレードに乗ることだってできる。

一括査定でやるべきことは、下取り予定の車の情報を入力するだけなので手間もない。

あとは決めた日程で買取店が家にきて査定見積もりをしてくれるので簡単だ。

一括査定VSディーラーで下取り競争をさせるのが最終関門

一括査定で下取り車の査定見積もりをもらえば、きっと驚きの価格が飛び出してくるはず。

その見積書を持って最後にヴォクシー販売店に行くのが最後の重要交渉ポイント。

「この下取り価格よりも高く引き取ってくれるなら今すぐ契約してもいいけど?」

「この見積価格と同等のオプションを付けてくれるならここでもう決めたい!」

ディーラーとしては「なんとしてもヴォクシーを買って欲しい」という気持ちで一点張りテンパイ状態。

目の前に契約を獲得できるお客さんが出す条件なら、多少の無理をしてでも希望を飲み込んでくれようとしてくるはずだ。

我が家でも一括査定を使って大幅査定アップに成功

つい先日、我が家でも欲しかったミニバン(エルグランド)に乗り換えたのだが、その時に下取りとして出したエクストレイル、中古車販売店の査定では値段が付かなかったのに、一括査定に出しただけで脅威の値段で買い取りしてもらえたから驚きだ。

特に今回の乗り換えは中古車だったため、値引き自体もゼロで安くする方法がなかったため、本当に救われた。

これから乗り換えをしたいと考えている人なら一括査定は確実に使っておくのが、著者の体験的にもかなりおすすめできる。

とはいえ、一括査定はたくさんあるのでどれがいいかわからない、という方のために、選び方の基準を超具体的に解説している。

ヴォクシー値引きのまとめ

  1. ライバル車が多くて面倒だけど、可能な限り競合車の見積もりを取りに行く
  2. 資本が違えばヴォクシー同士の競合も効果的
  3. 下取り車活用で車両、オプション値引き以上の金額を引き出すのが一番効果的

下記ヴォクシーのカタログです。トヨタに行かなくてもWEBで見れる。便利な時代だ。

あとナビのカタログもあるにはあるが、

これは最後に一つ著者から提案をしよう。

※追伸:純正ナビをつけようとしてるそこの貴方、ちょい待ち!
車買うとき、特に新車買うときって流れでカーナビ付けがち。でもほんとにカーナビ、要るだろうか?要らないでしょうもう。スマホで十分じゃないだろうか?

トヨタ純正ナビって約29万円もするので、付けないだけで工賃込みで30万円以上値引きできたのと同じことになるぞ?

仮に満足行く値引き額に行かなかったとしても、これで効果絶大だ。

今ではもうカーナビ顔負けの超使いやすいアプリが無料でゲットできる時代。

下記記事読んで、ぜひご検討を。値引きより全然効果を得られること確定だ。

カーナビなんてもう要らないでしょ。無料アプリ「Yahoo!カーナビ」が秀逸すぎる

ナビ無しTVモニターだけ付けたら十分な気がするのは著者だけだろうか。

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